自己変革の難しさへの考察 | 3年前のしこうの楽しみ

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主体的に変化をするのは難しいのでしょうか。
一般的にはそうなのかもしれません。
そもそも自己啓発などで学んでもそれを生かせる人は1%に満たないということも聞いたことがあります。
 

ちなみにこれは教わった内容を実行する数でのことだそうです。
つまり望んだところにいけたかどうかは分かりません。
ということで成果を出せる人はごく限られているとも言えそうです
 

結局はそれまでの人生と同じままということが通常なのでしょう。
ともかく違う世界を覗いただけで満足してしまうわけです。
確かに擬似体験的な心地よさはありそうです。
 

だからこそ似たような内容の本が多く出てくるのかもしれません。
実質的に古典的なものですでに必要なコンテンツは網羅されていそうですが世間的にはそういう状況なわけです。
とはいえスタートとしてはそれだけでも大切なことです。
 

第一歩を踏み出すことに大きな意味があります。
ただ日常的なルーティンを変えていくことが難しいとが主たる要因だとも推測します。
そこに内在する思考パターンや立ち位置も同様です。
 

要は習慣化された範囲からなかなか出られないわけです。
しかも大概それは意図的に身につけたわけではありません。
成長過程なのか仕事を通じてなのか結果的にそうなったわけです。
 

そんなわけで顕在化していないものも多いと推測されます。
だから何から手をつけるべきか分からないということも起きるでしょう。
また努力したとしても表層に終始してしまうかもしれません。
 

目の前の現実は違う形にできたけれどマインドがついてこないわけです。
もちろんそうなればやっている実感は強いものです。
でもこれでは付け焼き刃のようなものと考えられます。
 

ちなみに逆のケースもあり得ます。
加えて潜在意識のトラップがそこかしこに仕掛けられているようなこともあるでしょう。
ある言動や選択を変えた結果として抵抗が強まって注意が向いていないところで足を引っ張る可能性もあります。
 

大雑把にとらえるならホメオスタシスが邪魔をするイメージでしょうか。
自己理解が十分でなければ予期せぬ反動が起き得るわけです。
ただでさえ変化には怖れや不安がつきものですがそんな状態であればなおさらです。
 

まさに賭け事に近いのかもしれません。
それを確実なものにしていくには相応のスキルも必要です。
ここの不足が課題となるケースも少なくないでしょう。
 

このように考えてみるとできない理由を並べることは容易な感じもします。
自己否定的にやっぱりダメだと帰結する方が楽かもしれません。
ではそこからどうやったら出れるのでしょうか。
 

まずはそこに真摯に向き合うことが必要そうです。

谷 孝祐
2020.1.24