能力を生かすエッセンス121 | 3年前のしこうの楽しみ

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腹部側面から背面への知覚はいかがだったでしょうか。
認識しているようでいい加減だったことが分かった人が多いのかもしれません。
いうならば概ね脇腹の部分です。
 

運動をしていてもここを意識することは多くないでしょう。
それは動きの主になるような場所でもないためです。
同時にここが課題になることもほとんどなさそうです。
 

鏡を見て引き締まっているか弛んでいるかというくらいかもしれません。
あくまで見た目の問題です。
そして視覚的に確認せずに体感覚のみでとらえるのは難しそうです
 

だから雑にしかとらえていなかった可能性があるわけです。
実際に重要度はそこまで高くないのかもしれません。
やはり骨盤や腹部中央に比べたら脇役のようなものです。
 

あえて言うなら左右のバランスが気になるところでしょうか。
でもそれを自覚するのは相当に高度なようにも思います。
ただ体幹をとらえる意味では影響度が高いと考えます。
 

もしくは全身の一致感に大きく寄与しそうです。
これらには腹斜筋の安定感が欠かせません。
そんなわけでより高いレベルで体と向き合うのには必須というイメージです。
 

じっくり向き合っていきたいものです。
ということでもう少し深めていきましょう。
今回はかなり難しく感じる人もいるかもしれません。
 

なのでやってみるだけでも構いません。
まずはお腹全体に力を入れてみます。
肋骨や鳩尾の下あたりから下腹部にかけて圧をかけます。
 

脂肪の量にもよりますが基本的に固くなるのがとらえられるでしょう。
その時に腹部側面を触って押してその状態を記憶します。
中央部ほどではないにせよ少なくとも張った状態になるでしょう。
 

そして一旦リリースしてリラックスします。
緊張感が残っていたらマッサージして緩めましょう。
ここからが本番です。
 

今度は腹斜筋あたりだけに力を入れようとしてみましょう。
先ほど記憶した状態をこの部分だけ再現しようとするのです。
結果的に中央部にも力が入ってしまうのは許容範囲です。
 

うまくいけば歩く時に左右のブレが減るかもしれません。

谷 孝祐
2020.1.12