ここからどうなっていくのか。
何が起きてくるのか。
どこに向かっていくのか。
見当もつかないタイミングというものはあるものです。
だからといってフワフワしているわけではなく。
着実に進んでいく感覚がないわけでもなく。
今までの自分から分断されるわけでもなく。
そんなに変わっている気もしないのかもしれません。
ここ最近はそんな傾向がありそうな気がします。
要は転換点ということなのでしょう。
そこに立たされている人は意外に多そうです。
今までの自分の枠から出るわけです。
本当にその時期であるならそんな実感なものなのかもしれません。
グラウンディングを維持したまま新たな領域に入るわけです。
だから未来がとらえきれないのは仕方ないわけです。
予測の範囲内であれば結局は枠内です。
しかしこういう時は不安や怖れが出やすいでしょう。
それが無自覚である可能性もあります。
いつの間にか縛られてしまうかもしれません。
気づけば守りの発想になりやすいものです。
なので注意したいところです。
そうなることは後退を意味しがちです。
これは感じないで済むようにするベクトルです。
通常はそれらがある方が自然でしょう。
分からないことや新たなことは大概は怖いものです。
よっぽど慣れていなければそんなものです。
ということであえてそちらに向かうことも重要かもしれません。
変化の時期はこれが道しるべにもなり得ます。
かといって当然ここにもリスクはあります。
向こう見ずに突っ込めば失敗してしまうかもしれません。
少なくともそうならないために主体性は大切です。
自己責任の立ち位置にいられるかどうかです。
他者と違う選択を自分の裁量でできるかどうかです。
これが自分らしくなるプロセスとも言えるかと思います。
「後ろ指さされてもそちらに行く」と決められた時に本当の移行が始まるのかもしれません。
とはいえ腹をくくると批判されにくいものでもありそうです。
谷 孝祐
2018.12.5