構造的に避けられたマッサージ | 3年前のしこうの楽しみ

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ボディケアの件であとから思い出されたことがありました。
それを避けるようになった経緯です。
ただ何か問題があったわけではありません。

結果的にその状況になった感じです。
自然な流れのままそう決まったようなものです。
そもそも昔はマッサージにそこまでの興味はありませんでした。

若ければ当然でしょうか。
整体に行くくらいなものでした。
似たようなものですがこれは腰痛の改善が目的でした。

行き先は医療機関かそれに近しいところでした。
楽器をやっている都合から職業病のようなものでした。
つまり痛みが出たときだけのものでした。

まだ根本解決を目指すような発想ではありませんでした。
というより宿命のようなものとして諦めていたと考えられます。
むしろ腰痛があることがホルニストの証であるかの風潮があり微妙に自己価値の一部になっていたのかもしれません。

また慢性的な肩凝りは自主的に姿勢から改善したこともあり整体以外には意識が向きませんでした。
いずれにせよそこに一定以上のお金をかける発想はありませんでした。
その立ち位置が変わったのはヒーリングを提供し始めてからのことでした。

自分の状態を整えようと思ったわけです。
しかしその対象はエネルギー体についてでした。
その目的からオイルマッサージを受けたのが始まりでした。

当時は感動的な実感があったものです。
まさにオイルの力に魅せられた雰囲気でした。
セルフケア用を自宅に用意したりもしました。

そんなことから一般的な目的とは異なりますがスパアイテムへの扉が開かれました。
そこから基礎化粧品まで広がっていったものです。
最終的に10万円を超えるクリームを試したこともあったのでした。

今となってはこれも過去のことですがプロダクトありきだったわけです。
つまりオイルを使わないマッサージはそもそも選択肢に入ってきていなかったのでした。
加えてこの立ち位置を補完する知識として揉み返しやセラピストからの影響があったわけです。

実際にその体験があるわけではないのにその実感はそれなりでした。
要は食わず嫌いのようなものだったわけです。
いつしかそれが固定観念化したのでしょう。

違いはオイルの有無だけに思っていたのでボディケアの有用性を知ろうとしなかったわけです。
でも今回は体に直接アプローチする意味で効果を感じました。
オイル使用時のような体感はないものの目論んだ肩甲骨周りをほぐすのには良かったようです。

ブラインドだった部分を無意識に避けるようになってしまっていたのだと理解したのでした。

谷 孝祐
2018.11.14