飛行機に乗り遅れそうになりました。
最近はかなり余裕を持って向かっていたので珍しいことです。
久々に利用する空港だったためでしょう。
単純に時間を見誤ったようでした。
過去の経験からホテルより車で30分程度と考えていました。
湾岸エリアであまり渋滞も考えられない印象を持っていました。
なので20分くらいの余裕で十分かと思っていました。
これが失敗の要因だったところです。
まさに先入観にやられたわけです。
それはさておきホテルは予定通りに出発しました。
ここまではうまくいっていました。
ちなみにタクシーでのことでした。
しかしすぐに暗雲立ち込める感じになりました。
高速道路にたどり着くまでで予想外に時間がかかってしまったのです。
とある一箇所の右折レーンが混んでいたのです。
物流のトラックでいっぱいでした。
そこを通らなければなりませんでした。
一回の信号であまり進まない雰囲気でした。
スムーズであれば5分程度で高速乗り口です。
それが25分ほどかかってしまいました。
これでちょうど余裕を使い果たしたわけです。
でも運転手は間に合うと言っていました。
確かに通常であればそうだと思います。
ところが交通量がそれなりに多くゆっくり走らさせれる状況でした。
ただそれでも何とかギリギリかという予想でした。
実際に空港に渡る橋に差し掛かった時点ではそんな感じでした。
ですが9月の台風時の事故が理由で道路が少し迂回するように変わっていました。
大したことないようですがこれは決定的なロスでした。
結局のところターミナル正面に保安検査場締め切りの2分前に着きました。
タクシーの決済も多少の時間はかかるものです。
そこで1分前になってしまいました。
仕方ないので全速力で走りました。
4階から2階までエスカレーターをおりてなんとかたどり着きました。
まあまあ距離はあるものです。
努力もむなしく数秒の差でクローズしてしまったようでした。
とはいえ係員の案内に従って無事に乗ることはできたのでした。
結果的に思いのほか走りの動きが良くなっていることが自覚されました。
もしかしたら速くなっているかもしれない気すらしました。
この発見のために潜在意識が仕掛けた現象だったのでしょうか。
なんだか心地よさがあったのでした。
谷 孝祐
2018.10.25