2018年の終わりに向けた秋登山 | 3年前のしこうの楽しみ

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登山をしてきました。
本格的とも軽いともいえない山でした。
なので中程度というのが適切なのでしょうか。

後から思えば初めてのレベル感でした。
標高差は800m強です。
今までは1000m超えか500m程度かという感じでした。

それでいて全体の距離は10km強で標高差の割には長めです。
つまり比較的平坦だということです。
標準タイムでは6時間くらいでした。

ワンデイにしては軽いし半日にしてはハードだしというバランスです。
都内から日帰りできるけどそれだとあまり余裕はないコースです。
アクセスも決して良いとは言えません。

ということで以前であればどちらかというと行く気にならない感じでした。
しかし実際に体験してみると印象は変わるものです。
お手頃感が抜群の良さでした。

荷物も少なかったので個人的には気楽でした。
実際に歩行タイムは3時間くらいで山頂で20分ほど休憩したまでです。
勾配も緩めで特に意識せずとも淡々と歩ける雰囲気でした。

石が非常に滑りやすかったのですがそれも感覚のトレーニングにはちょうど良かったと思います。
一方で山に慣れていない人にとってはそれなりの負荷でしょう。
でも歩けないこともない範囲です。。

どこか許容の広さを実感したのでした。
ということでどんな人でもそれなりに楽しめる状況でした。
加えてちょうど紅葉のシーズンでした。

色づいた葉の中を進むのはこの時期ならではです。
その繊細で鮮やかな風情はどこか力強さも内包するようでした。
まさに命輝くという形容が合うでしょう。

落葉する前の元気さはひときわ美しさを際立たせていたのでした。
そんなわけでどこか新たな扉が開かれたようでした。
どうであれそういう発見は興味深いものです。

お陰で良い刺激となったのでした。
結局はその場の良さを受け取れば何でも良い気がしてきたのでした。
自分の好みに左右されることなくフラットにいることの重要性を体感したのでした。

谷 孝祐
2018.10.4