登山の影響でしょうか。
それとも偶然の一致でしょうか。
どことなく体の変化が始まったように感じます。
もちろん筋肉がついたというようなことではありません。
当然いつもと変わらずにそれもありますが今回は異なる雰囲気です。
直接的に山登りから想定されるものではない不思議な感覚です。
一体何が起きているのか理解できない様子です。
ということで少し経過を見ていました。
最初は一過性のものだろうと思ったのです。
すぐに元に戻ると考えたわけです。
しかし数日これは続きました。
次第に変な感じは減っていくものの未だに残っている気はします。
もしかしたら単に慣れただけかもしれません。
ちなみにそれは心地よいものではありません。
形容するなら痛みのないかわりにこそばゆさのある成長痛というイメージです。
夜になると脚部にこれが出てきます。
とにかくムズムズするようなモゾモゾするような状況です。
今までの殻が崩れていくのかもしれません。
そういった性質のもののように推測します。
こうして理解しようとするとどことなく全身の問題のようにも感じてきました。
下半身の実感が強くて上半身は気にしていませんでしたがそこも変化するのかもしれません。
春くらいから微妙に意識を高めてきた体作りのプロセスが進んだのでしょうか。
そうであるなら喜ばしいことだと思います。
そんなわけでよりシビアに今の状態に注意を向けてみました。
するとある直感が生まれました。
肉体に対するセルフイメージが壊れていくようです。
どうやら中学生くらいのまま残っている部分があったようです。
いうほど健康でもなければ筋力もそこまでないというものです。
身体機能として弱い自分というイメージかもしれません。
確かに今となっては不一致な認識でしょう。
同時に現状を承認しきることに抵抗があることが知覚されました。
客観的な立ち位置では前より健康な度合いも上がったし筋力もついてきたことは認めています。
だけど主観的にはそれを受け取れていないようです。
意外にこの反発は強いようです。
体の変化でもこういうことがあるのだと面白く感じたのでした。
向き合っていくことにします。
谷 孝祐
2018.8.16