我が子にとって初の海外旅行が終わりました。
無事に帰国してきたというところでしょうか。
危険なところに行ったわけではありませんがそう思うところかもしれません。
滞在ものんびりといった感じだったので日常と変わらなかったでしょうか。
それでも違う環境だったのは確かです。
本人にとってどうだったのかは分かりませんが刺激にはなったのでしょう。
多少ホームシック気味な発言もありました。
早く帰りたいと言ったりもしていたわけです。
ただそこまででもない気もします。
特に臆することもなくいつも通りの様子でした。
元気さも変わらずむしろ開放感があるようですらありました。
なんだか声が大きく主張も強かったのです。
自由で親が困るくらいだったかもしれません。
日本にいる時よりも激しかった感じがします。
スーパーマーケットでも躊躇なく動き回っていました。
調子に乗るのもいいところだという印象です。
こんなことからふと集合無意識の影響が意識にのぼりました。
もしかしたら国内ではどこか人目を気にしているのかもしれません。
当然ながら本人にその自覚はないでしょう。
しかしそのくらいの違いがあったのです。
行きの乗り換えの飛行機の搭乗前に好き勝手に走り回っている現地の子どもの様子が影響したのでしょうか。
そんなことがあっても周りは特に反応しません。
よくあることといえばそんなものなのでしょう。
これで許容がおりたとも考えられます。
そんな数日を過ごしたのでどことなく変化が起きた気もします。
少なくとも意思表示はよりハッキリした雰囲気です。
これは食事に出たお店で顕著でした。
元々その傾向はありますがより素直にストレートになったように見受けられるのです。
実際はどうか分かりませんが自己一致度が高まったかのような状態です。
それはどことなくこちらが羨ましく思うくらいでした。
ということで振り返れば良い経験になったのかと考えられます。
いずれにせよ抵抗感が生まれる前に体験することの重要性を感じました。
やはり幼少期に世界を広げることは重要だと再認識させられます。
何となくもう少しこの部分を大切にしつつ接しようと意識が向いたのでした。
谷 孝祐
2017.12.1 17:40