予想外に受け取った褒め言葉 | 3年前のしこうの楽しみ

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少し前のことです。
その日の夜は行きつけのお寿司屋さんで食事をしました。
とはいえいつぶりでしょうか。

子どもを連れてそのお店を訪れるのは久々でした。
なので結果的に成長した姿を見せることになりました。
確実に前回よりも言葉を発するようになっていたはずです。

当然ながらコミュニケーションの取り方も変わっていたことでしょう。
それを表すかのような以前にはなかった親子のやり取りがありました。
それはお座敷にするかカウンターにするかという選択でした。

空いていたのでどちらでも選べたわけです。
はじめは我が子はお座敷を希望しました。
遊べると思ったのでしょうか。

ひとまずそこに腰を落ち着けました。
すると子どもはテーブルの周りをしばらく動き回っていました。
しかしお寿司を握り始めたくらいでしょうか。

急にカウンターに移動すると言いだしたのです。
確かに1カンづつ出てくるのでその方が美味しくいただけます。
大人にとってもメリットがあるのですぐに移らせてもらいました。

そして次々と握りが出てきました。
ところが次第に飽きてきたのでしょうか。
満足したのでしょうか。

またお座敷に戻るというのです。
よくあることと言えばそうかもしれません。
椅子から降りていってしまいました。

そうはいってもすぐそこです。
こちらは戻ってくるように促しながら同じ場所で食を進めることになりました。
常連らしきお客さんが1人いただけだったのでそれでも全く問題はありませんでした。

そういった感じで半ば勝手に遊ばせている状況になりました。
もちろんそのお客さんも一部始終を見ていました。
それでもどこか好感が持てる雰囲気だったのでしょうか。

この元気そうな初老の方から帰り際に親子共々褒められました。
コントロールせずに子どもを1人の人として扱っている関係性が珍しいとのことでした。
子どもがしっかりしていると褒められることはあっても親まで一緒にということは意外でした

。 そんなことは初めてです。
意外なところで評価されることもあるものだと思いました。

谷 孝祐
2017.7.16 17:14