集中と注力の微妙な関係 | 3年前のしこうの楽しみ

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約1ヶ月ほど前のことです。
お金のトラウマ改善プログラムのテーマが注力に切り替わりました。
そしてこれが意外な盲点だったことに気づきました。

自分もそこまで突き詰めたことがあるわけではありません。
取り立てて考えるような出来事もなかったわけです。
しかし回答を見ていると予想外という印象でした。

もちろん大切に感じたからこのテーマにしたのですが思ったよりも個人差があったのです。
ちなみに良い印象ではない人の方が多そうでした。
よく分からない雰囲気もありました。

集中することと注力することはほぼ同義の人もそれなりにいました。
特に定義が決まっているわけではないので何が正しいということはないでしょう。
その解釈は人によって違って良いわけです。

ただ個人的には集中と注力はもともと異なるものでした。
集中して注力しないこともあれば注力して集中しないこともありえるイメージです。
例えばネットサーフィンは前者の傾向が強いのかもしれません。

逆に熟練した作業は後者になることもありそうです。
そんなわけでしばらくこの違いに意識が向いていました。
その結果として次第に明確さが増してきました。

感覚的な違いが言語的にもとらえられるようになってきたわけです。
シンプルに言うならば集中は点的で注力は面的かもしれません。
集中は意識を一点に向ける状態を意味して注力は力を注ぐ状態を表すでしょう。

なので集中する場合は対象以外に意識を向けないことを意味するでしょう。
一方で注力は力を注ぐ先の広さはケースバイケースです。
もちろんその対象が点になることもありその時は集中と似たような状況になるでしょう。

それでも絶対に同一になるとは限りません。
ある一点に集中なくして注力することはあり得るでしょう。
何かを心から楽しむ時はそうなりやすい気がします。

また何かに注力しつつ別のところに集中することもあるかもしれません。
セールストークに注力しながら相手の反応を理解するのに集中するという具合です。
そうなってくると別のものとして使い分けられるのが自由であり効果的とも言えそうです。

より的確にこれらを扱えるように気をつけてみようと思います。
自分に関係すること全てに注力しつつ重要なポイントに集中したいものです。

谷 孝祐
2017.7.2 17:54