久々に30名規模のセミナーで話をしました。
思い返せばいつぶりでしょうか。
実質は3年だと思いますが5年くらい経った気がします。
内容は自己成長に関するものです。
7年前の成塾のリメイク版でした。
とはいえかなり大幅に異なるものです。
今回の目的はこれを教えられる人を作ろうということです。
また全体イメージも総論的にマッピングするということでした。
このいずれも前回にはなかった要素です。
そんなわけで触れる領域が広がるとともにシンプルさも必要です。
ということでパワーポイントを使う方が合っているという判断になりました。
このようなスタイルでセミナーを行うことは初めてです。
ある意味においてホワイトボードスタイルを手放すことになりました。
自分にとってこれはライブを手放して筋書き通りに行うことを意味します。
なので新たな気分で望むことになったのかもしれません。
どことなく心機一転という気分でした。
ただ自宅から会場に向かうと思いの外スムーズでした。
これといって渋滞などにひっからなかったのです。
以前あったなんだか邪魔が入るような感じがありませんでした。
いつになく穏やかな印象でした。
単純に天気のいい休日の午後を過ごすようなイメージでした。
これは暗示だったのでしょうか。
セミナー中も自然に流れていくかのようでした。
一方でこれは話し手としては不思議な感覚でもありました。
やっている実感が薄いのです。
良く言えばエネルギーをかけずにできたというところかもしれません。
もしそこに自己価値を求めていたら不完全燃焼のような状況です。
届いているけれどそこにぶつかりが全くないような印象です。
それでもそこに流れていた穏やかさは心地よいものでした。
今までとは異なる質の学びの場が生まれているようでした。
この感覚を大切に自己成長が染み入るような1年間にしようと思いました。
谷 孝祐
2017.4.16 23:03