ここからの未来へ | 3年前のしこうの楽しみ

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大学院のフィールドワークで東北に行ったからでしょう。
もちろん数日前からの新聞記事も刺激になっていそうです。
なんだか例年以上に3月11日という日の意味を感じてしまうのです。

これは個人的には非常に珍しいものです。
少なくとも自分に関連する記念日以上に重みがあります。
なので集合無意識の影響も強いのかと推測されます。

とはいえそれだけでもないでしょう。
なぜか自分ごとなのです。
だからといって具体的に何というわけではありません。

ただ6年という歳月が経ったということへの実感です。
この期間が長かったような一瞬だったような感覚なのです。
そしてこのタイミングが一区切りのような気がします。

全く根拠がないのですが震災から何かのサイクルが一巡した感じがするのです。
あくまでそんな雰囲気というだけですが一体なぜなのでしょう。
ここから直視すべき課題でも出てくるのでしょうか。

原子力発電所に関してはその可能性は高そうです。
最近の報道を見ていてもまだブラックボックスの印象です。
広げてみれば国際情勢も今までにない領域に入っていそうです。

世の中がどうなっていくのか予想しにくい状況でしょう。
今後は人類のシナリオに書かれていないということなのかもしれません。
歴史は繰り返すと言われますがそれすらどうかも不明です。

その予兆はあるものの弱いもののように思います。
あまりに正負のベクトルが混在しています。
というより正とも負とも取れないものがほとんどです。

ひとまず大きな枠組みの力が減少し混沌に向かっているのでしょう。
二極化というよりは二極に見える多極化とも言えそうです。
これから社会が大きく変わっていくのでしょうか。

悲観的でも楽観的でもありませんがそれは否定しにくいのかもしれません。
このように思考しているとふと思いつくことがありました。
もしかしたら心の拠り所を外に求める時代の終焉ではないかと。

その視点から見ると世界で案外起きている現象を解釈しやすい気がしたのでした。

谷 孝祐
2017.3.11 23:16