今生の印象的な体験80 | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

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鎌倉に限らず中学生の頃は自転車でよく出かけたものです。
部活が休みの日の多くはそうでした。
近場であれば一緒に行く友達もそれなりにいた感じです。

それが頻度を上げていたことでしょう。
しかしそもそもなぜ自転車で出かけるようになったのか。
この視点は持ったことがありませんでした。

もちろん小学生の時の移動手段の延長だったのでしょう。
高学年になると遊びに行く時はほぼいつも自転車でした。
とはいえこれは基本的に学区内の範囲でした。

遠出といっても隣の小学区くらいまでだったわけです。
なのに中学生になると一気に行動範囲が広がっています。
いつしか片道1時間までであれば通常の感覚になっていました。

よく考えればこれは大きなギャップです。
ただなぜそう変化したのか覚えていません。
おそらく最初は大きなチャレンジだったはずなのに印象がないのです。

こうやって意識を向けているとふと象徴的な出来事が思い出されました。
それは中学一年の頃に箱根を目指したことです。
何を思い立ったのか行ってみたくなって計画したのでした。

ちなみにこれはなかなか大変な経験でした。
アップダウンはあまりないものの距離が長いわけです。
結局帰り道のことを案じて小田原でストップしたのでした。

山登りをするほどの気力がなかったわけです。
そんなわけでバスで芦ノ湖まで行き観光船に乗ったのちにロープウェイとケーブルカーと登山鉄道をつないで小田原に戻ってきたのでした。
自力では行けなかったものの観光はしてきたというところでしょう。

そしてほぼ来た道と同じ約60kmを帰ったのでした。
この疲労は大きくしばらくここまでの遠出は考えなくなりました。
これが本当にキッカケとなったかというとおそらく違うと思います。

すでに片道30分くらいの移動はしていたことでしょう。
実際にボーリングをしに何度か出かけていた気もします。
なので前段階がすでにあったと推測できます。

ただこの体験で大きく認識の変化が起きたことでしょう。
これに比べたら20km程度の往復は小さなものです。
もしかしたら無意識的にこうやって基礎体力を上げようとしていたのかもしれないと感じます。

谷 孝祐
2017.1.19 12:35