先日の登山を終えてのことです。
ある意味においてチャレンジになった今回ですがその結果なのでしょうか。
それとも回数を重ねた効果なのでしょうか。
逆説的なことが感じられています。
すでに下山して少し経った頃からそれは何となく予想されていました。
感覚的にそんな気がしたのです。
子どもを背負っての最長歩行時間だったのに不思議なこともあるものです。
あまり筋肉痛になっていないのです。
もちろん皆無ということではありません。
ただ当日の負荷に対して痛みがとても軽いのです。
階段の上り下りもそこまで苦ではありません。
普段であればこれはあり得ないことです。
なので新たな発見のようでもあります。
なぜこういうことが起きたのでしょうか。
そのような興味が湧いてきて考察してみました。
原因は水や食料が不十分だったことから極端に守りの歩きだったことかもしれません。
以前も攻めの意識だったわけではありませんが明らかな違いがありました。
いつも以上に動き続けられるペースを意識したことは確かです。
特に下山時は丁寧だった気がします。
血糖値が落ちて集中力が維持しにくくなり瞬発力も低下している状態でした。
なのでミスして怪我することがないように意識し続けたわけです。
脚部の柔軟性も落ちて衝撃を吸収できる度合いもさがっていました。
ということで関節を曲げる範囲も狭まっていたことでしょう。
結果的に筋肉の負担も軽減された可能性は高そうです。
とはいえ歩きやすいコースだったということもあるでしょう。
ほとんどが土の道で落ち葉で覆われていました。
これがクッションの役割を果たしてくれていたのかもしれません。
そんなわけで条件が整っていたと言うこともできそうです。
面白いのはそれでも所要時間が大幅に増えたわけではないことです。
標準時間6時間の全行程を休憩約1時間半を含めた5時間半で往復してきました。
きっとエネルギー効率が良かったのでしょう。
疲れも少ないことから登山がより身近になった気分です。
今回の感覚を維持して来年につなげようと感じたのでした。
谷 孝祐
2016.12.11 11:10