今期2度目の検定にて | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

先日スキー検定1級を受けました。
今期2度目のチャレンジです。
本番は午後だったので午前中は練習をしました。

自分の感覚では手応えをつかめて基礎スキーが楽しくなった印象でした。
そして少し休憩して集合時間となりました。
検定員の挨拶の時にほんの少しだけまずいかもという気がしました。

昔ながらのスキーの人という雰囲気だったのです。
それは基礎スキーを嫌いになった原因の人と同じような否定的なタイプの空気感です。
もしかしたらこの時に嫌な感じを処理しておけばよかったのかもしれません。

しかしそんな発想もなくあまり気にせずにのぞみました。
1種目目は横滑りという種目でした。
通常と違うパターンでイメージとずれましたが不安要素はない種目でした。

スタートして自己評価としてはまずまずの滑りでした。
しかし滑り終わってすぐに点数が発表されるのですが不合格点でした。
全部で21人受験していて他の人も見ていましたが合格基準が分かりませんでした。

ただ教わって準備してきたことではない部分で評価していることだけが理解できました。
そんなわけで他の種目で合格点にプラスαの点が出ないと不合格が確定という状況になりました。
この検定ではそんなことはほとんどありえないので1種目目からほぼ不合格決定になったのでした。

それでも気持ちをきらさずに他の種目も準備した滑りを心がけました。
ところがやはり視点が違うようで大回り・小回りともダメでした。
小回りは前回は合格点でしたが上達した結果不合格になったのでした。

他の人を見ていてもきれいに仕上げている人は落とされていました。
それは不信感が出るほど納得感のないものでした。
そんなわけで小回りについては何点が出るか概ね予測ができました。

どうやら少し雑でミスが出るくらいの速さが必要だったようでした。
教科書にそった練習をしてきたけれどこの検定員の評価するポイントは違ったようでした。
振り返ってみると年配の検定員だと新しい技術には対応できていないためにこのようなことが起こるのではないかと感じます。

やはり人が人を評価するというのは難しいものです。
最終種目の不整地小回りは難度の高い斜面でしたが得意種目でもあるので普通に滑って合格点でした。
ただ転んで板が外れる人や小回りにならない人もいたほど荒れた雪面の急斜面可哀想な様子でした。

終えてみてなんだか残念というより呆気にとられてしまいました。
今まで以上に合格する価値を見出せなくなったのです。
ただ一方でスキー技術以外の部分に課題があるという可能性はあるでしょう。

他の受験者と比べて合格への意識が弱いのは事実です。
次回も受けるのかどうかも含めて見つめ直してみようと思います。

谷 孝祐
2016.2.1 7:54