理想と現実の統合へ向けて | 3年前のしこうの楽しみ

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明けましておめでとうござます。
2016年がそれぞれにとって素晴らしい年となることをお祈りいたします。
さて、元旦はどのようにお過ごしでしょうか。

個人的には例年通りで、親戚が一堂に会するタイミングです。
そんなわけで、のんびり過ごしているような忙しいようなというところではあります。
とはいえ、一年に一度の機会なのでよい刺激になったりもします。

ただ、何となしに得るものもなくこの日が終わってしまうのも避けたいところです。
月並みですが少しは今年の方向性を考えておきたいものです。
大晦日からの年越し瞑想会の会場ではお話ししましたが、今年は着実さや丁寧さとともに夢や理想を認識し続けるというバランスが重要なように感じています。

一般的にはこのどちらかに偏りがちですが、その両方のベクトルを同時に意識するのが望ましいということです。
改めて自分自身を振り返ると、どちらかというと現実に意識が縛られがちのように思います。
目に見える条件に気を奪われてしまうこともあります。

それによって必要以上に慎重になってしまうこともあるようです。
そして、その状態が定常化すると夢や理想が意識化される頻度が減ってきて、日常が色あせてきてしまうこともあるでしょう。
そこまででないにしても、ここ数年はどちらかというとそのベクトルが強かったように思います。

昨年末には回復してきたものの、日常の食事をあまり楽しめなくなっていたのはこの現れだったと推測できるでしょう。
もしかしたら自分だけでなくこのようになりがちな人は多いのかもしれないとも感じます。
しかし、この時の自分の状態を客観視してみると、現実を丁寧に直視しきれていないことによる囚われである部分もありそうです。

細部まで明確にとらえきれていないために、集合意識的な固定観念や不安などの影響が入り込んできて、意識が微妙にずれていっていたと評価できる気がします。
そのズレの分だけ、的確な判断力が落ちてしまうと考えられます。
このように考えていると、着実に丁寧に現実を進めていくことは、現実に囚われるのではなく現実から自由になるプロセスであるともとらえられるでしょう。

これは高度なレベルでの話なのかもしれませんが、ここに注力する価値はありそうです。
なぜなら、特に今年はすでに予定がタイトなので、より的確な認識のもとに様々な活動を進めていく必要があるためです。
そうすることで、理想と現実の統合した意識状態が得られるような期待もあります。

そこに今年は近づいていこうとこの元旦に意図し、今までにはないレベルでの安定した状態を身につけていきたいものです。

谷 孝祐
2016.1.1 17:36