今年も残すところあと数日になりました。
その実感が強い人もいればまだまだ年が変わる感覚の持てない人もいることでしょう。
とはいえ、振り返れば例年以上に様々なことがあった年だと感じる人は多いように思います。
そして、先週はそれを潜在的に投影するかのような状況だったのかもしれません。
個人的にはさらに自己一致に向かう気づきがいくつかあり、その内容としても集大成のような気がしました。
そんなわけで、改めて自分は自分でしかないという気持ちが生まれています。
ただ、これは以前とは風合いが異なるものです。
何年も前に、初めてこのように思った時はある種の諦めのようなものでした。
自分は自分でしかないから理想を手放すというようなニュアンスです。
そんなわけで、どこか喪失感のようなシュールさが含まれていました。
それは、仕方なく自分の人生を受け入れるというような立ち位置でした。
しかし、今回はそのようなものがありません。
螺旋型のプロセスにおける同じ場所の階層違いのところにやってきたのでしょうか。
自分は自分でしかないからそれでいいという様子です。
これは肯定的要素で満たされているイメージです。
あえて言うなら、自分でないものになることは望むつもりもないという状況です。
結果的に、それと同時に微細な怖れと楽しみが混ざったようなものが感じられています。
これを味わいつつ、今年の仕上げに向かいたいものです。
さて、少し遅くなりましたが今週の傾向です。
2015年の間は、加速度的に完了させたいものがとらえやすくなるでしょう。
特に、自分がどうしたいのかということが今までになく明確になりやすいように思います。
やらなければならないことに追われているとそれどころではない時期ですが、すぐに取りかからなくて良いので書き留めておくと良いかもしれません。
来年以降のやりたいこととしてリストアップしておくのも得策です。
現実的には無理しすぎないように配慮しつつ、気持ちの上では駆け抜けるようなテンションでいると、一番受け取るものが大きいバランスとなりそうです。
年越しのあたりは、今までにない夢を見たり思いもよらない発想が浮かんだりしやすそうです。
このタイミングはあまり現実的にならずに、幻想を追いかけるくらいの方が意識が広がって良い状態を作りやすそうです。
この傾向は日曜日まで続きそうで、現実に引き戻されるのは来週になってからで十分です。
とはいえ、3日の夜くらいには主体的に幻想から戻ろうと意図するのが理想です。
そうすることで、2016年のスタートをスムーズにきることができそうです。
みなさん一緒に良い年越しを迎えましょう。
谷 孝祐
2015.12.28 23:28