日本を感じるトリートメント | 3年前のしこうの楽しみ

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久々にしっかりしたスパトリートメントを受けました。
ボディーだけで150分という本格的なコースです。
そこまで疲労を感じていたわけではないものの、メニューの中で一番お勧めのように感じたため、こちらを選択しました。

シグネチャージャーニーという名前のコースでした。
世界に名だたる高級リゾートブランドのスパだけあって、トリートメントルームも余裕のある作りで、快適かつリラックスできるものでした。
日本の文化を大切にするコンセプトのため、他で受けるのとは一線を画すような体験となりました。

コースはまず漢方医監修の下に作られたソルトを使用した足浴から始まりました。
ほんの数分、足をつけるだけでここまで軽さを感じられるものかと思うくらい、体に浸透するような気がしました。
そのあとが国産のクスノキの粉と新潟のクレーを使ったスクラブでした。

なんとなく優しさに包まれるような感覚の中でデトックスされていくようでした。
そして、クスノキ科の黒文字のを主体にしたエッセンシャルオイルを用いたマッサージへと続きました。
それは今までに体験したことのないほど腰や背中の状態を整えることに重点が置かれている様子でした。

タッチも丁寧で気が通っていて、的確な場所をほぐされてされている気がしました。
そんなわけで、本来のマッサージはこういったものなのかもしれないと感じました。
触っている部分だけでなく、体全体が調整されていくようでした。

終わってみると、体が楽になった実感以上に最適化されたような体感がありました。
これは現代的な禊であるかのような初めての感覚でした。
コース終了後、半個室のようなところで漢方茶が出され、外の風景を眺めながら楽しみました。

この時に自分の体の状態がどうだったかを教えてもらうと、面白いことが認識できました。
自分はそんなものだと思っていたのですが、人から言われると課題に感じるものなのでしょうか。
肩周辺はほとんど凝っていないのに腰や背骨の周囲がとても疲れていたということでした。

これは同じ人の体と思えないくらいギャップがあったそうです。
よく考えれば、若かりし頃に意識的に体の使い方や姿勢の改善を行うことで肩こりはなくなったのですが、腰や背中にそこまでの意識を向けたことはなかったのでした。
そのため、肩ほどには状態をとらえられていなく、この差は非常に大きかったように思います。

実際に凝っていてもなかなか痛みを感じないという状況でした。
これでは負担が蓄積しやすいのも当然でしょう。
これからは、こういった部分もしっかり意識して、より良い状態を保っていこうと思いました。

谷 孝祐
2015.11.10 15:37