予想外な学生としての一歩 | 3年前のしこうの楽しみ

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突然ですが、今日から学生になることになりました。
といっても実感はほぼありません。
きっと午後から入学式が行われていることと思いますが、すでに予定があったので欠席しています。

人生の流れとは時に予想外なところに連れていくものだと思います。
入学したのはフランスに渡航する直前に説明会に参加したビジネススクールです。
興味本位の軽い気持ちで参加したのがこういう結果を招きました。

実は説明会の終了後にそこの教授に話しかけられました。
そして、名刺交換すると会社名に興味を持ったらしく、いろいろ尋ねられることになりました。
それに対し自分のありのままの現状を答えていると、この秋からでも入学すべきだという話になったのでした。

ちょうど良いタイミングだというのです。
ここまではありがちといえばそうでしょう。
しかし現実的には厳しい話です。

そもそも海外に行っていて入試を受けることができません。
ちゃんと通えるかもわかりません。
そんなことを伝えると、入試についてはどうにかなるということになりました。

そんなわけで、その場で本来必要な2回分の面接を行ったことになりました。
たまたまその日は面接に必要なメンバーが揃っていたらしく、教授2名を含め計4名と話すこととなりました。
そして、出国までにエントリーシートを投函するように伝えられ、何とかそれを準備したのでした。

ちなみに通えるかどうかについてですが、具体的にカリキュラムを聞くとどちらとも言えな微妙なラインでした。
そんなわけで縁に任せるという心持ちでした。
そして1週間くらいたった頃、最終の試験委員会での協議の結果、合格が決まったというメールをいただきました。

その中には、本来受験前に提出すべき志望動機や研究計画、職務経歴などをメールで提出するよう書いてありました。
それを移動の飛行機で作成して提出し、帰国後すぐに必要書類を記入して投函しました。
そんなわけでまだまだ実感がないのです。

何のためにこうなっているか理解が追いついてないのです。
ただよく思い返せば、中学で吹奏楽部に入った時も、高校を決めた時も、塾講師になった時も、それこそ今の仕事を始めるきっかけも、こんなものだったように思います。
もしかしたら自分の人生の変化の時にこういったことが起こるパターンなのかと感じます。

そうであるなら、今回のこともなんらかの意味があるわけで、あれこれ考えずにまずは受け取ることを優先すれば良いのでしょう。
無理せず気楽にうまいこと学生という立場を楽しんでみようと思います。

谷 孝祐
2015.9.12 17:35