心と体のバランス変化 | 3年前のしこうの楽しみ

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飛行機に乗っていて着陸体制にはいると耳が痛くなりました。
ダイビングでの耳の不調が完全には良くなっていないようです。
十分な時間寝ているにも関わらず、寝起きもいまいち良くないし、すぐに眠くなってしまうこともあります。

何だか久々に肉体に縛られているかのようにも感じます。
それは意識で体をコントロールしきれないような感覚です。
だからといって、これが悪いわけでもありません。

もちろん、思い通りに予定が進められないことはありますが、理想のペースを手放す役にもたっているように思います。
そうなると心理的な負担が増えるように考えられますが、面白いことに実際にはその逆で、心理的な余裕が出てきています。
何とかなるとか、何とかするという認識があるわけでもなく、思い通りにいかないことに対する意味付けがなくなった状態なのかもしれません。

うまくいくことはうまくいくと決まっているし、うまくいかないことはうまくいかないと決まっているし、だから流れに身を任せれば良いかという心持ちです。
これが手放せている状態ということなのかもしれません。
自分の人生を委ねている状態とも言えそうです。

そして、これは自分に対する主体も客体も消えたかのような感覚でもあります。
このように書いてみて、自分の状態が変わっていることがなんとなくながらも、はじめてとらえられました。
これは分かりにくい変化だと思います。

あえて表現するなら繊細な無感覚領域に入ったというイメージでしょうか。
海でのダイビング時の中性浮力がとれている状態に近い気もします。
何が原因でこうなったのかもわかりませんが、久々にひいた風邪が一助になっていることは確かかもしれません。

そう考えると、心主導の人生から心と体が協調する在り方に変わったとも言えそうな気がしてきました。
いささかこれは大袈裟だと思いますが、しっかりこの変化を受け取っていきたいと思います。

谷 孝祐
2015.4.14 17:53