知られざるベリーズの美しさ | 3年前のしこうの楽しみ

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数日間ベリーズにて過ごしました。
ほとんど馴染みのないところかと思われますが、1981年に英国から独立したカリブ海をのぞむ新しい国です。
一番の都会であるベリーズ・シティでの滞在でしたが、この街では他の中米諸国とは明らかに違う雰囲気がありました。

人もクレオールと呼ばれる黒人に近い感じの人が多いように思います。
公用語も英語です。
ただ、彼らの会話は、スペイン語なのか原住民系の言葉なのかわからない何かと混ぜて使っているのが通常のようでした。

もちろん、こちらにはすべて英語で対応してくれます。
そんなわけで、中米というよりもカリブ海の島国に近いイメージかもしれません。
そんなベリーズですが、有名なのは世界で2番目におおきなバリアリーフがあることです。

数100kmにわたって綺麗な珊瑚礁の海が広がります。
そしてその中にブルーホールという深さが130mで直径が300mくらいの大きな穴があります。
海水に満たされているので青く見えます。

おそらくこれが最大の見所でしょう。
空からでないと全容を拝見できないので、そこにヘリコプターで見学にいきました。
近づいていくと、サンゴ礁の海の中に巨大というよりは適度な大きさと感じさせるブルーホールが見えてきました。

その青は深くもあり明るくもあるような、軽快であり威厳を持ってもいるような印象で吸い込まれてしまうかのようです。
人智を超えた自然の生み出す芸術の美しさに見とれてしまいます。
そこを、他のヘリコプターもいなく、プライベート感の中で楽しめたのが印象をより深くしてくれました。

バリアリーフでは、オーストラリアのグレートバリアリーフが一番有名でしょう。
こちらが世界最大です。
一般的に二番目というのはとかく認知される割合が格段に落ちてしまいますが、だからこそ保たれる良さというものがあるように感じました。

少なくとも自分が知る中では地球で一番美しい海だったように思います。

谷孝祐
2014.8.1 22:49