意識が主体から出る時 | 3年前のしこうの楽しみ

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何かを受け取るにせよ提供するにせよ価値の認識は重要です。
それは潜在的なやり取りを顕在意識でとらえ、自分自身の納得感を確実なものにしてくれるためです。
もし受け取っているのに顕在的な認識が持てていないとするのであれば、不足感が生まれるかもしれません。
もし提供しているのに顕在的な認識が持てていないとするのであれば、罪悪感が生まれるかもしれません。

そういった余計な感覚は滞りとなって正常な流れを妨げるでしょう。
そして、価値に意識を合わせるために大切なポイントがあります。

一つに、主観的な価値を認識すること。
これは自分にとって意味のある価値です。

一つに、客観的な価値を認識すること。
これは相手の立場からとらえられる価値です。

もう一つに本質的な価値を認識すること。
これは社会にとって意味のある価値、つまり多くの人に共通の価値とも言うことができるでしょう。

この三者に意識を適切に配れることが価値というものと上手に付き合う秘訣です。
しかし、多くの人にとっては難しいことでもあるかもしれません。
大概はこの三者のどれかに意識が合いやすく、その価値観で日常を構成しているためです。

しかし、これはいうならば単純な習慣でもあります。
つまり、トレーニング次第でいかようにも身につけることができるのです。
では、どういったトレーニングが必要なのでしょうか。

それは、自分が価値の受け手である時に、自分にとっての価値と自分以外の誰かにとっての価値と社会的存在価値に意識を向けてみるという方法が基本のように思います。
これが身につけば独りよがりの価値観や自分をないがしろにした価値観から解放されるでしょう。

自分のビジネスに生かさないとしても、このトレーニングは自由と一体感を得るために価値がありそうです。

谷孝祐
2014.7.20 0:46