重要な勘違い | 3年前のしこうの楽しみ

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最近感じることがあります。
それは、多くの人は変化しにくいということです。
今までその認識がなかったわけではありませんが実感が強まった感じです。

7月になってから、自分が思っていた以上にそうである印象があります。
具体的な誰かを見てということではなく、自分の中にたくさんの人の情報の蓄積が起きて、そう感じたのかもしれません。
もちろん全く変化しないわけではありませんが、重要な部分が変化しにくいのです。

それは本人にとって重要であるがゆえに仕方ないのかもしれません。
しかし、そこが変化すれば自身の囚われから抜け出せそうに見えます。
その正体は自己認識であったり自己価値を置いているところだったり思考の習慣だったりといったもののようです。

まわりがアドヴァイスしたとしても、すでに存在するフィルターにかかって、ちゃんと聞いているようで聞き取れないのでしょう。
結局、客観的には聞く気がないかのような状態に見えてしまいます。
そしてアドヴァイスを勘違いして受け取ってしまいます。

そうすると努力しているのに結果が出ない悪循環に陥るかもしれません。
その循環は次第に自己否定につながる可能性もあります。
そうなればさらに変化しにくくなるでしょう。

それは無意識的に変化へのおそれが強くなるためです。
そのように考えると、変化のしにくさは根源的には勘違いの蓄積にあるともとらえられそうです。
今まで生きてきて、気づかないままに置いておかれている勘違いの累積が自分を引き止める原因になっているということです。

確かに、自己認識も自己価値を置いているところも事実とズレがなければ囚われの原因にはならないでしょう。
何らかの勘違いが歪みを作って自分らしくないところに押しとどめるのです。
同じように思考も勘違いが含まれないのであれば、建設的で論理的な流れになりそうです。

望まない状況を打破できない時に、自分がどんな勘違いをしているのか精査してみることはシンプルかつパワフルな解決策となりそうです。

谷孝祐
2014.7.13 18:09