インナーチャイルドの有用性 | 3年前のしこうの楽しみ

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不妊治療とバーストラウマやインナーチャイルドの関係を考えていて、ふと気づいたことがありました。
それは自分自身がインナーチャイルドは少ない方が良いと思っているということでした。
その弊害を考えれば、当然のことと言えばそうかもしれません。

そんなわけで、この価値観を疑ったことはありませんでした。
しかし、バーストラウマに関してはもっとフラットにとらえられているのです。
少なければ少ない方が良いけれど、必要な部分もあるという認識です。

逆に言うなら、バーストラウマは適正量は必要ということです。
しかし、インナーチャイルドは0が理想と感じているようでした。
この違いがどこにあるのか気になりました。

一つに、インナーチャイルドにはバーストラウマほどの有用性を見出せていないようでした。
それと共に、自分が受けてきたインナーチャイルドに対する意味付けが不十分なように感じました。
すでに解決されたものではありますが、それがあったからこそ得られたものに意識が十分に向けられていないようでした。

どこか、インナーチャイルドがなければそれだけ人生がスムーズだったのではないかという憶測が入っているようでした。
ありもしない幻想に囚われていたわけです。
そういうわけで、自分にあったインナーチャイルドのおかげでどんな恩恵が受けられたのかということを考えました。

そうすると、そのおかげで学べたことというものが認識できました。
それは以前からとらえていて分かっていたつもりではありましたが、あくまで必要な経験としてとらえていただけで、インナーチャイルドの有用性とはつながっていませんでした。
それが理解できたので、再度インナーチャイルドとつなげて認識を取り直すことで、少し感覚が変わったようでした。

それは、できる限りインナーチャイルドは作らない方が良いという価値観から、必要な分はどっちにしろできるもので人生のある段階で解決することに意義があるという見地になったということを意味します。
ひとまず、この状態を定着させていこうと思います。

谷孝祐
2014.6.29 22:35