月にホテルができたら | 3年前のしこうの楽しみ

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食事の時の何気ない質問でふと考えることがありました。
それは、「宇宙に行きたいですよね?」という質問でした。
旅行の話から展開して行き着いたところでした。

いろいな場所に行っていたらということでの質問だったのでしょう。
正直に「あまり興味ありません。」と答えました。
実際にそこまで行ってみたいと思えないのです。

とはいえ招待されたのであれば有難く受け取るでしょう。
要するに主体的に計画して行くほどではないということです。
ただ、なぜ興味がないのかということに興味が出てきました。

はっきり興味ないと言いきれるくらい閉じている感覚の存在を無意識に察知したためかもしれません。
そういうわけで、どうであったら行きたいかということに思考を巡らせました。
そうして出てきたのが、月の上から地球を眺めながらシャンパンを傾けるイメージでした。

確かに、月かどこかの星に居心地の良いホテルがあって、快適な環境で美味しい食事をいただきながら地球を眺めるのであれば、最高の至福の時のように思えます。
現状は実現しえないので、選択肢になかったのかもしれません。
だからこのイメージを閉じていたのでしょう。

一瞬到達して戻ってくるだけでは行ったうちに入らないように感じているようです。
せっかく行くのであれば滞在を楽しみたいようです。
そんなわけで、地球上であっても滞在を楽しむことに価値を感じていることが明確になりました。

その場所にただリラックスして存在することが好きなようです。
そうしていることが、その場所の良さを一番受け取れる感じがしているためでしょう。
そこでもう一つ、自分の中では宇宙は切り離されたどこかではなく、今いる場所から連続した特別な場所ではないことが認識できました。

地球であっても宇宙であっても同じように楽しみたいということです。
とかくとびまわることの多い生活ですが、こういった楽しみ方を大切にしていきたいと思います。

谷孝祐
2014.6.25 23:18