新たな時間感覚 | 3年前のしこうの楽しみ

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なんとか動けるくらいに復調して、この旅の予定通りの行程を終えることができました。
不思議な体調不良は、終えることへの抵抗だった可能性もなくはないでしょう。
もしくは、ゴールが見えて気が緩んだという理由も考えられるでしょう。

あとから考えれば、今まででは考えられないくらい、様々な要因が複合的に関係しあっていたのだと思います。
それくらい、今回の旅はハードでヘビーでした。
これ以上のペースで回ることは不可能ではないかと思うほどですし、可能だとしてもチャレンジしたくないものです。

実質的に回ったのは13日間で、その間の走行距離は約6500kmでした。
平均すると毎日500kmくらい運転していた計算になります。
よく考えれば、東京ー大阪間の片道の距離を目的地に寄りながら13日間連続で移動していたことになります。

ドイツでは日本よりもスピードが出せて移動時間がかからないのは確かですが、それでもよく走ったものだと思います。
走行距離無制限の契約ですが、レンタカー会社に問題視されないかいささか懸念されるくらいです。
どこか無意味とも思える達成感を感じながら、これができたのであればトラックの運転手になるかパリ・ダカールラリーにでるか、そういったこともできそうな発想になりました。

それはさておき、この体験で明らかに時間の感覚が歪んだ実感があり、何日経ったのか感覚では皆目検討つかないような状況です。
とらえられるのは、とても長い時間が経った気がするという程度で、あえて数字で表すなら2ヶ月くらいという印象です。
感覚的な時間というものは本来そういうものなのかもしれません。

自分の活動量にある程度関連するということです。
ボンヤリしていればあっという間に過ぎ去ったように感じ、意識的主体的に過ごしていればゆっくり流れたように感じるのかもしれません。
好きなことをしている時はあっという間に時間が過ぎるように感じられるという話もありますが、もしかしたら本当に意識的主体的に好きなことをしている時はゆっくり流れたように感じるのかもしれません。

これからの時間の使い方を考え直す機会になりそうです。

谷孝祐
2014.3.17 2:56