熱のない高熱 | 3年前のしこうの楽しみ

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急激に体調不良になりました。
おそらく海外では初めてのことです。
すでに運転している時からなんだか疲れきってしまっているように感じていましたが、ホテルの部屋に着くとすぐに横にならざるを得ませんでした。

横になると動けなくなり、悪寒がしてきました。
とにかく寒いのです。
事前に予約していたレストランでの夕食の予約をキャンセルすることも考えましたが、食事をしなければ状態が変わらないように思い、少し遅れて行くことにしました。

自分の体の状態を入念に感じていると、40分ほどでなんとか起き上がれるようになったので、意を決してレストランに向かいました。
幸か不幸か、この日はちゃんとしたレストランの予約でした。
おそらくフレンチではありませんが、フレンチっぽいイメージのところです。

席に着くと食前酒を勧められたので、ロゼシャンパンを頼みました。
このシャンパンを飲みながらワインリストを見ていると、少し寒気がおさまり始めました。
それなりにしっかり食べなければならないので、料理はできる限り軽いものを選ぶことにしました。

選んだのは、前菜にホタテのソテーとメインにスズキのポアレ風でした。
その前にアミューズ2品がつきました。
ちなみにワインは甘口のアイスワインを選びました。

常に体調と相談しながら料理とワインを楽しんでいくと、寒気がおさまり全身が火照ってきました。
全体的に量が多くて食べきれなかったものの、体調は少し良い方向に向かったようでした。
とは言っても、食べることに体力を使ったのか、部屋に戻ったら充電がきれたかのように眠ってしまいました。

寝ている間にたくさん汗をかいたようで、朝には火照りもなくなり、活動できるようになりました。
通常であれば高熱のような症状のプロセスでしたが、不思議と熱はなさそうでした。
疲労が極限までいくと体が回復するためにこのような現象を起こすのでしょうか。

ガチガチだった背中も、多少良くなったようでした。
ネットもつながらずメールチェックもできないホテルだったので、それを予期して潜在意識が休むように促したのでしょうか。
それとも、何らかの影響や好転反応のようなものだったのでしょうか。

朝のスッキリ感からすると、もしかしたらデトックスだったのかもしれません。

谷孝祐
2014.3.16 17:37