もう一つのエネルギーロス | 3年前のしこうの楽しみ

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エネルギーロスしないように意識していたこと自体がロスだったという気づきに刺激されたのか、似たようで違った要素もあぶり出されてきたようです。
それはコントロールに関するものです。
自分の中での歴史はそんなに長くないものの、近年のテーマとして人に対してコントロールをしないということがありました。

そして、自分の言動から徹底的にコントロールを排除するよう務めてきました。
これは、今思えば、結果的に自分の影響力を排除するというベクトルにも向かわせていたように思います。
つまり、誰かに対し、自分が関わったことによる影響を出さないように、かつ自己の選択のもとに進むように関わってきたということです。

気づけば、それは不自然なことでしょう。
多かれ少なかれ、人と人が関われば影響しあってしまうものです。
なので、影響を与えないようにすることは、自然な自分の状態を抑制するという状況になってしまいます。

しかし、なぜ、そこまでコントロールを排除しようとしたのか自分では分かりません。
もともと、人に対してコントロールしたいという欲求はなかったのです。
何か特別なきっかけがあったわけでもありません。

いつの間にか、コントロールを悪しきものとする集合意識に帰属してしまっていたのでしょうか。
何者かの意図によって、自分の才能を発揮しない方向へ引っ張られていたのでしょうか。
おそらく、原因は複合的なものでしょう。

結果的に、コントロールしないように自己をコントロールするというパラダイムに陥っていたようです。
このパラダイムは、自分の自然な状態をよしとしないという意味で、ある種の自己否定でしょう。
この状態において起きていたことを振り返ると、自分と相手の間に第三者のコントロールである影響力が介入してくるということでした。

そして、自分と相手が関わっていることの意味を阻害していたようでした。
ナチュラルなコントロールである影響力は、行使することで適切な関係を気づく一助になるようです。

谷孝祐
2014.3.3 4:22