初滑りを終えて白馬より一旦自宅に戻り、翌日にまた出発しました。
今度の一番の目的は、熊本まで荷物を取りに行くことです。
車でないと運べない量なので、自分で運転して行くことにしました。
もちろん、宅配便などで送るという方法もありますが、可能であれば自分で運んだ方が良い気がしたので、そうすることにしました。
こんなこともなかなかない機会なので、少し通り過ぎて鹿児島まで足を伸ばしてみようと思いました。
初日は準備を終えて用事を済ませて午後に東京を出ました。
途中のパーキングエリアで休憩したり必要な連絡を済ませたりしながら夜に京都に着き、そこで一泊しました。
都内を出発できる時間と通り道であるという兼ね合いからちょうど良かった京都を選びました。
白馬に続きホテル内には外国人が多く、別々の旅行がつながっているもののように思えてきました。
和食のレストランから眺めるお庭に、ちらちらと雪が舞い降りてくるのが印象的で、一晩限りではあるものの京都の風情を楽しめたのでした。
この雪と寒さの存在がより一層、目的は別の旅行を一貫したものと感じさせたのかもしれません。
京都に行くことはそれなりにあっても京都のホテルに泊まることは滅多にないのですが、今回はいつもとは違う感覚でとらえられて面白かったです。
思っている以上に宿泊する場所やタイミングがその土地の印象を左右することを実感できました。
二日目は、そこから九州まで移動しました。
通り道に宮島があるので、休憩も兼ねて寄りました。
高速道路の山間部を走っている時は雪もちらついたりしたのですが、そこはちょうど晴れていました。
五年ぶりの厳島神社でしたが、以前よりも整ったように感じられたのが意外でした。
それはあくまで感覚的なものですが、社殿の補修が進んだ影響もあるのかもしれません。
良い状態を保つことにエネルギーを使うことの重要性を感じました。
その後、福岡で泊まって三日目に鹿児島へと至ったのでした。
国内では初めて、四日間で2000kmほど運転したのでした。
谷 孝祐
2014.1.12 21:03