好きなものの位置づけ | 3年前のしこうの楽しみ

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仕事と同じようにスキーに対しても主観的にとらえなおすことをしてみました。
スキーは子どものころに始めてからずっと主観的に好きなものでした。
始めたきっかけも、やってみたくて子どもだけで連れて行ってもらえるツアーに参加したことでした。

もちろん興味を持った理由に学生時代にスキー部だった母の影響はあったと思われますが、実際にスキーに行くことは極めて主体的な選択でした。
学生時代には、一人で日帰りで行ったこともあったほどです。
その頃は、冬になるのが待ち遠しいほどでした。

趣味は何かと聞かれれば、真っ先に答えに挙がるものだったように思います。
上達したい気持ちはあったものの、自由に滑らして欲しいという感覚が強く、レッスン代を支払うくらいならその分長い期間滞在して滑りたいという想いがありました。
そのため、ほとんどレッスンは受けず、上手くなるために自分で研究していた感じでした。

とはいっても完全な自己流でもなく、本などで得た知識も参考にしながら練習していました。
こう思い返すと、それでも自分が主観的にとらえていた好きという度合い以上に好きだったように感じます。

しかし、ここ数年はそれも分からなくなりかけていました。
年始に仕事を好きだと認識すると、途端にスキーに対する好きという認識は低下し、次第にレジャーの範疇に追いやられて行きました。
何となく、今年はそこまでスキーをしなくても良いかという気分になっていたのです。

しかし、シーズン初日のそれを否定し払拭するような快晴がメッセージとなり、考え直すこととなったのでした。
何のためにスキーをしているのか、明確にする必要が出てきたのです。
そして、探っていくと自分にとってスキーは目的ではなく手段であることが分かりました。

これも感覚的に分かっていたことではありますが、主観的には明確になっていなかったことです。
スキーは自分にとって得たい感覚を身につける一番効果的なツールのようでした。

主観的に整理されたことで、よりその効用を受け取れそうに思います。

谷 孝祐
2014.1.11 9:21