今回は、右の奥歯上下の仮歯を入れて、左下奥歯の治療を行うというものでした。
まずは、右上の奥歯の仮歯から。
この部分は、削ってひとまずの詰め物をしてから二週間が経っていたので、案外強くくっついてしまっているようで、外れにくかったようです。
そんなに痛いわけではありませんが、引っかかる部分に力をかけて引き剥していくので、頭に響いて痛い感じがします。
やっと外れて、残った接着剤のようなものを削り、出来上がってきた仮歯をはめてみて、問題がないか確認します。
通常はこの削る作業でも麻酔をするようですが、苦手なので麻酔は避けてもらいます。
それでも特に痛いことはありません。
一瞬痛いかなと思うくらいのことがたまにあるくらいです。
そして、問題がなければ仮歯を接着します。
それでこの部分は終わりだったはずなのですが、着ける位置を間違えて接着してしまったとのことで、もう一度外すこととなりました。
あとで聞くと、前歯を一番として、四番と五番の仮歯を反対に接着してしまったとのことでした。
そのため、もう一度削って外してやり直さなければならなくなりました。
入念に確認して行っていたにも関わらず、そのようなことも起きるのかと思いました。
昔だったら感情的な反応があったでしょうが、今回は何もありませんでした。
間違えてもはまってしまうくらい形がほぼ同じだったのでしょう。
そこまでの違和感はありませんでした。
削って外して、仮歯を微調整して付け直して完了しました。
付け直すために削る前に、先に右下奥歯の仮歯を着け終えていたので、右側はこれでひとまず完了しました。
今までより噛み合うようになってむしろ違和感がありました。
それから左下奥歯の治療を行い、次回この部分の仮歯が入れば主要な治療は終わり矯正の準備が見えてきます。
それにしても、右上下と左下の奥歯三箇所の状況が一気に変わったわけで、食事の時には食べにくさを感じました。
何につけても状態を良くするのは大変かもしれません。
2013.9.29 12:25 谷孝祐