気づけばコンマス | 3年前のしこうの楽しみ

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少し前にある夢を見ました。
もう一週間くらい経つのですが、その映像が鮮明に残っています。

脳裏に焼きついているというよりは、耳の少し後ろ側の側頭葉に印象付けられている感覚です。
なかなかこういったことはないので、どんな意味があるのか考えてしまいます。

映像は、広い空間で始まりました。
実際にそこから始まったのか確証はありませんが、明確に記憶されているのがそこからです。

部屋の中というわけでも、外というわけでもなく、普通の場所とは違うような感じでした。
一面、白っぽい場所で、空間に区切りがない、どこまでも続いているように見える場所でした。

そこに、ヴァイオリンを弾いている人がいました。
とても上手な人で、おそらくプロではないかと思われました。
そして、持っているヴァイオリンも非常に価値のある、素晴らしい音色のものでした。

しばらく、耳を傾けていると、その人が話しかけてきました。
このヴァイオリンを弾いてみたいかと聞くのです。

弾けるわけでもありませんが、その美しい音色に興味があり、その楽器を持ってみたくなりました。
なので、お願いして借りることにしました。
そうすると、貸すのではなく譲ってくれるとのことで、その雰囲気から何かを察し、素直に受け取りました。

気づくと、その空間がオーケストラと共にいる舞台に変わっていました。
そして、指揮者の目の前のコンサートマスターの席に座らされていました。
弾けるわけもないヴァイオリンでそんなところに座らされて、びっくりしつつも平静でいました。

チューニングが済んで、曲が始まりました。
そこから、音が聞こえなくなりました。

演奏がうまくいったかどうか分かりませんが、演奏が良かった時に感じる満足感と同じものが残りました。
と同時に夢から覚めました。

夢は夢としてしまえばそれまでですが、普段の夢と違う感じに少し気になっています。
どこからか与えられた何らかの意味のある情報なのでしょうか。

2013.7.23 10:21 谷孝祐