なかなかの落差 | 3年前のしこうの楽しみ

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実は、五夜連続晩餐にオチがありました。
それは六夜目のことです。

その日は、ここ数年にはないくらい仕事をしたという実感のあった日でした。
ほとんど休憩もなくぶっ通しで、14時間ほど仕事をしていました。
昔はそんなことも時たまあったのですが、近年では宿泊セミナー以外ではありえなかったことです。

しかも、内容もそれなりに集中力を要するものでした。
そんなこともあって、なかなか神経は疲れていたのかもしれません。

一通り終わって、24:30頃、食事をしようと思いました。
四谷四丁目の交差点界隈で、思いつく選択肢は四箇所でした。

一つはたまに行くイタリアンダイニング、選択肢の中では一番味の面では確実でした。
しかし、時間的に空いている保証がなく、少し遠いので、そこまで行く元気がありませんでした。

二つ目は、すぐ近くの行ったことのない朝方までやっているイタリアンでした。
しかし、確実に第五夜のイタリアンとパスしたイタリアンダイニングに比べると劣るのが明らかな価格設定で乗り気がしませんでした。
そして残ったのが、交差点の北西の角のラーメンと、交差点の北東の角の韓国人経営のカフェバーでした。

ラーメンはたまに行くのですが、こってりした豚骨なので、できれば避けたい気分でした。
そういうことで、二度ほどいったことがあるものの、いろいろな意味で一番不確実なカフェバーになりました。

お店に入ってメニューを見ると、以前あったものが大幅になくなっていました。
オーナーに聞いてみると、メニューにないけど参鶏湯と辛ラーメンは出せるとのことでした。

なぜだか辛ラーメンにひかれてしまい、カップラーメンではない、お店で作っているものだということを確認してオーダーしました。
これが大外れ、味覚の上ではまずまずでしたが、帰ってから腹痛と頭痛と吐き気に見舞われ、一日以上回復しませんでした。
良いものを食べ続けたあとの化学調味料アタックにあったようで、気を失うように眠りました。

疲れていると無意識に刺激的なものを欲してしまうようです。
何となくこれを続けると、感覚が麻痺し、無意識の時間が増えるように感じました。
疲れているときほど、特に気をつけたいと思います。

体は良い状態に向かいはじめると、バランスを取るために悪いものを欲することがあるということを再確認した出来事でした。

2013.3.28 11:23 谷孝祐