覚醒の第八歩 | 3年前のしこうの楽しみ

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一つ一つの選択が重要であることは確かですが、それはなぜなのでしょうか。
もちろん、直接的にその一つ一つの積み重ねが人生を作っているとも言えるためでしょう。
そして、その裏に、選択の一つ一つが立ち位置の選択を意味していることが多いためでしょう。

その積み重ねがその人の立ち位置を固定化し、決まった立ち位置の上に在り方が形成され、そこにセルフイメージがくっつくように思います。
無理やりセルフイメージを変えようとしても難しいのは、このような理由からです。
そして、これらが一貫していれば、つまり立ち位置を作る選択と在り方を表す振る舞いとセルフイメージが一致していれば、それだけ効率よく自身のエネルギーを使え、グラウンディングもしやすいため、意図したことが結果に結びつきやすいように感じます。

そして、その基本となるのが、選択の一貫性になってきます。
選択が一貫していないと立ち位置すら定まらないので、精神的にも実生活の面でも不安定になりがちです。

しかし、実際、多くの場合は無意識の立ち位置の影響を受けて、つまり自身の過去の産物の影響を受けて選択がなされ、それをより強固な立ち位置へとしてしまっていることでしょう。
そこに自然と反応的に備わった在り方が生まれ、在り方に関連する潜在的なセルフイメージと、ある種の理想の混ざった顕在的なセルフイメージが自動的に作られてしまっているのが一般的かもしれません。
そういう意味で、今に生きていない、つまり過去に生きているということになるように思います。

このような構造の中にあるため、自分の選びたい立ち位置で選択を行うことは、人生を変えるにはパワフルなツールとなるでしょう。
また、これが引き寄せの核となる部分です。

願えば叶うという話もありますが、現実的には選択と行動が叶えてくれているはずです。
強く願うことで選択と行動に変化が生まれることがあるので、願うことで叶うような感覚が生まれるのでしょう。

しかし、どんなに南の島でバカンスをしたいと願っても、そこに近づく選択をしない限り、例えば、そのためのお金を貯める選択をするとか、そのための休暇を取ることを選択するとか、その予定をたてる選択をするとか、予約することを選択するとか、とりあえず行ってしまうという選択するなどということをしない限り、そういった行動を選択しないという選択をし続けている限り、現実のものとなるのは不可能に近いのではないでしょうか。

まずは、一歩先の選べるけれど選んでいない選択をしていくことから始めることで、新たな流れに乗れるのだと思います。

2013.3.20 13:28 谷孝祐