当たり前のこと | 3年前のしこうの楽しみ

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人生を構成する一番重要な要素はなんだろう。

固定観念だったり感情だったり教育だったり、色々な要因が思い当たる。
しかし、そういったものよりも根底で影響を与えている、つまり人生そのものを作っているものがあるのかもしれない。

様々な要素は、それを支え、それがあるからこそ生まれてくる、またそれを作り出し強化していくのかもしれない。
思い通りに生きている人も、思った人生を生きられていない人も、どちらにせよそれがその人の人生を左右しているだろう。

では、それとは?

たぶん習慣なのではないかと思う。
思考における習慣、行動における習慣、反応における習慣などが積み重なり人生を作り上げているのではないだろうか。
この発想は、人が自分の人生を変化させようと思った時に、変化させなければならないものを探るところから出てきた。

例え、感情的な問題が解決しようとも思考習慣が変わらなければ、同じ現実を引き寄せるかもしれないし、固定観念をはずせたとしても、行動習慣が変わらなければ、現実としてはそれがあるのと大きくは変わらないのかもしれない。

もちろん本人の主観としては内的環境における変化が生きやすさをもたらす可能性は高い。
しかし、目に見える形での変化につながるかというと、どちらとも言えないように思う。
そういった意味で習慣が変わることは、確実な変化をもたらす可能性が高いのではないだろうか。
個人的にはこれを変えて人生が変化しないことは難しいように思う。

もちろん変えた時は微々たる変化でしかないかもしれないけれど、その継続的な違いは、のちに大きな変化となってあらわれてくる。
そして、それは当たり前のこととなり、意識されないものとなる。
特にそれが思考習慣であると、外からは見えにくい上に、本人も顕在化しにくいという特徴があるだろう。

人生を変えるというイメージに具体性がない場合は、変えたい習慣を具体的に取り扱っていくのも方法かもしれない。
自分の望まない習慣がなくなった時、気付いたら思い通りの人生を築いているのかもしれない。

2012.12.07 14:35 谷孝祐