何かをしようとする時に、重要な事があるように思う。
それは、どのような順番で行うかということ。
一つ一つの作業がうまくいっているとしても、順番が違っているだけで、全てが意味をなさないものになってしまう可能性がある。
それでも無理やりに何とかできることも多々あるかもしれない。
けれど、無理に力をかけることにエネルギーを使ってしまう可能性もある。
自然な流れの中で何かを成そうとする時、つまり効率よく何かをしようとする時、順番は非常に重要な要素になってくるかもしれない。
これは、料理をする時の手際の良さにも通ずるように思う。
まさに手際の良さは、順番の良さに裏付けられている。
同じ労力でも、それによって効率も変われば美味しさも変わってしまう。
同じ労力でも、成功もすれば失敗もする。
同じ労力でも、ストレスになったり心地良かったりということもある。
もちろん、重要なことは意識しているかもしれないが、日常の些細なことで意識することで、習慣化されるかもしれない。
お風呂と食事やトイレと歯磨きなど、対して順番を変えることに意味はないかもしれないけど、
どちらを先にするかによって、大きく効用、つまり満足感が変わる可能性もある。
案外、そんな感覚が順番の良し悪しに影響を与えているのではないだろうか。
2012.8.21 23:57 谷孝祐