視野の世界 | 3年前のしこうの楽しみ

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一般的に、視野が広がると物事が正しくとらえられるようになると言われることが多いように思う。
最近感じるのが、視野といっても幾つか、または無数にベクトルがあることだ。
物理的な視野である空間に関する視野が基本で、視野が狭いと見落としが多くなる。

これと並立して、心理的な視野がある。
心理的な視野が狭いと、見えているのにそれをキャッチできない。

また、思考的視野もあるのではないだろうか。思考の視野が狭いと物事を一面的にしかとらえられなくなってしまう。
他にも、文化的視野や、歴史的視野、環境的視野、次元的視野、聴覚的視野、嗅覚的視野、味覚的視野、イメージ視野、肉体に対する視野など細分化すれば、それだけたくさん挙げることができるだろう。

そして、最近実感したのが、時間的視野だ。
いつの間にか時間的視野が広がったようで、明日と一年後を同等な感覚でとらえられるようになった。
先見性とは似て非なるもので、あくまでも感覚的に時間の経過をフラットにとらえられるようになったという意味だ。

そう、視野が広がるとフラットに見えるのだ。
それは、はるかかなた上空から地上を見たように。
フラットに見えるけれど、違いも分かりやすくなる。

結局、まとめてしまえば、全て心の視野になってしまうかもしれないが、分けてみることで、広げると良い視野が見つかりやすくなるかもしれない。

2012.4.19 15:11 谷孝祐