今日、同行者の強い希望により旭山動物園に行くことになりました。
時間がないので強行でしたが、一通り見てまわることができました。
動物園は、前回いついったか思い出せないくらい久々でしたが、確かに有名になっただけの理由は感じました。
ただ見せるのではなく、一言でまとめると、見られる動物と見る人間の両方に対する配慮がありました。
また、運営サイドの想いが伝わるような工夫がされている部分も好感が持てました。
逆に、説明などは広く一般に受け入れられやすいラインに押さえているような部分も感じましたが、入り口としての立ち位置を明確に表現しているようにも見受けられました。
全体的に自然と動物、そして人の共存共栄を暗に、時にさりげなく訴えるミュージアムといった印象でした。
近年は、飼育されている動物よりも野生の動物を見ることが多く、同じ動物と言っても、全く違った世界で面白かったです。
もちろんどちらが良いというわけでもなく、どちらにも相応の役割があることを再認識した体験でした。
自分では選択しない選択肢に乗ってみると、また別の視点が生まれる経験でした。
でも、朝からラーメンは少しきつかった…
2012.3.16 谷孝祐