マンション管理員のリアル⑯ | 暇人「たにやん」のひとりごと

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暇にまかせて毎日の出来事や気になったこと、趣味の読後本のレビューや城巡りの旅行記、マラソン大会に参加した感想等を徒然に呟いてみます。

 

 

  こんにちは、暇人たにやんです。

 

マンション管理員の仕事で困ることのひとつに鳥害の被害です。

 

特にごみ置き場でのカラス被害です。

 

 

 

これは、羽がある鳥ですので人間では手に負えません。

 

ネットをかぶせて丹念に防御していますが、なかなか解決しません。

 

究極は、ごみ置き場に囲いを作って完全にカラスから防護するしかないようです。

 

そこでカラスの習性をもう少し知るために児童用の本を読んでみました。

 

本のタイトルは

 

「カラスのひみつ」(監修 松原始(PHP))

 

 

です。

 

 

漢字にルビがふってあるので小学生向けでしょう。結構、面白い内容です。

 

この本によると以下のことが書かれていました。

 

カラスと呼ばれるものの種類はなんと40種類もあるようです。

 

その中で代表選手は

 

➀ハシブトガラス

 

 

②ハシボソガラス

 

 

です。

 

通常、電柱で「カアカア」鳴いているのはハシブトガラスですね。

 

もともと野生の鳥で山奥で暮らしていたのですが、雑食性のため、人間が出すごみの中に栄養源ある食べ残しやたべかすなどの食べ物が簡単に手に入ることから都会に進出した経緯がります。

 

カラスの一年は以下の通り。

 

2月・・・早いものは巣作りを始める

3月~5月・・・産卵

4月~6月・・・ヒナがかえる

4月~7月・・・ヒナの巣立ち

8月・・・独立

 

です。

 

カラスの嗅覚はさほど良くなく、優れた目と頭脳を持っていることです。

 

カラスの眼球は人間の眼球とそれほど変わらないのですが、一番大きな違いは、「網膜櫛(もうまくしつ)」を持っていることです。

 

「網膜櫛」によって網膜や水晶体に栄養を与えたり、不要なものを外に出したりしています。

 

これが視力を良くするのに役に立ちます。人間の視力の5倍以上は見えるようです。

 

もうひとつは頭脳。カラスは賢いです。

 

カラスの脳は他の鳥と比べると大きく、ニワトリの脳は3gに対してカラスは10gもあります。

 

カラスは大脳は大きいです。

 

大脳が大きいと言うことは記憶力が良いことに繋がります。

 

結局、人間が作った都会でカラスと共存するためには、外から生ごみであることがわからないようにしないといけません。

 

ごみの収集場やかご箱、カラスよけネットに隙間や動かないようにおもりで固定するなどして対応するしかないようです。

 

 

これからカラスとの戦いが始まっています。