第二級陸上特殊無線技士の受験体験談 | 暇人「たにやん」のひとりごと

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  こんにちは、暇人たにやんです。

 

今回、第二級陸上特殊無線技士を受験しました。



 

昨年、アマチュア無線(3級)を受けた延長線上で無線関係のこの資格に注目していました。
 

国家試験ですが、合格率が約85%と比較的、ハードルは低い国家試験です。

 

陸上特殊無線技士は一級から三級まであり、一級はかなり難しく、二級と三級はそれほど難易度は変わらないようです。

 

三級の資格範囲も含まれる二級を受けることにしました。

 

この資格を取ると何が出来るか。

 

「衛星中継を行うテレビ設備やタクシー無線などの近距離無線設備の技術操作を行うこと」

 

ができます。

 

 

私の目的はこれではなく、三級でも可能なドローンの操縦を行うための資格取得です。

 

産業用ドローンを操縦する場合、電波法による有資格者の無線設備にあたります。

 

操縦をするためには、三級以上の陸上特殊無線技士の資格が必要となります。

 

ドローン操作はアマチュア無線の資格でもできるようですが、それはあくまでも個人的な趣味の範囲内に限られます。

 

職業的にやる場合はこの陸上特殊無線技士の資格が必要になってきます。

 

 

勉強を始めたのは3月の初め。

 

教材についてはネットで調べてみると合格者の体験談から次のテキスト買うことにしました。

 

「第二級陸上特殊無線技士試験」(吉村和明著 オーム社(3080円)

 

 

試験は3ケ月後の6月に設定しました。

 

受験方法はCBT方式です。  

 

全国のCBTテストセンターにあるパソコンで受験することになります。

 

CBTとは「Computer Based Testing」の略称で、コンピュータを使った試験方式のことです。

 

私はこの方式での受験は初めてです。

 

先ずは最寄りの試験会場を選定します。

 

希望の日時を選んで空いている日時があればネットで申し込み、クレジットカードで決済すると受験ができます。

 

受験料は5600円です。

 

テキストの内容は、昨年、アマチュア無線3級を受験したこともあり、内容に共通点も多く、勉強する過程で比較的容易に理解が出来ました。

 

そこで受験時期を少し早め、4月26日にしました。

 

テキストを通読した後、ネットにある過去問を何回もやりました。

 

 

出題傾向がほぼ同じパターンで出されていますのでその内容が理解できなくても暗記すればOKです。

 

試験当日、指定された時間より1時間以上早く着いてしまったので「早めに受験できますか」と聞くと

 

「席が空いているので大丈夫です」

 

とのスタッフの人から言われましたので指定の時間よりはやく受験ができることになりました。

 

CBTの試験は初めてでしたが、基本操作はパソコンの操作が出来れば簡単です。

 

最初に受付で渡された資料の中にID、PWがあり、指定された席でパソコン入力して試験がスタートします。

 

試験時間は60分ですが、15分ほどで出来、終了のボタンをクリックして試験は終わりです。

 

終了すると画面に速報版の合計点が表示されて115点でした。

 

結果は早いです。

 

学科は「無線工学」と「法規」の二科目。

 

それぞれ12問が出題され、一問は5点で満点はそれぞれ60点。合格点はそれぞれ40点以上です。

 

4月26日に受験して5月2日に合格通知がメールできました。合格通知の受験番号を基に最寄りの総合通信局に免許申請をします。

 

無線従事者の免許証が手元に届くのは申請をしてから1ケ月後です。私の場合、5月3日に申請して免許証が届いたのは5月31日でした。

 

CBT試験は平日の昼間でしたが、比較的に若い人たちが多く受験していました。

 

英語検定の標識があったのでその受験に来たのだろうと思いました。

 

試験会場に行って受験生がたくさんいる中でペーパーで受験することに慣れている身にとって今回のCBTでの受験は不思議な感覚での試験体験でした。