名前を売って50万本【茂木和哉】 | 神戸・関西 美容ディーラー 株式会社 谷商会 杉野健介のブランディングブログ

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おはようございます。ブランドマネージャーの杉野健介です。



vol.105 名前を売って50万本【茂木和哉】



茂木和哉って人の名前って思いますよね?



そうです。人の名前なんです。



この人です。知っている人は知っていると思いますが・・・



分からない人はもちろんわかりませんよね。っていうか当然ですよね。



私はこの人物だけ見てもわかりませんでしたガーン



顔を見て茂木和哉さんをイメージできない人も、こちらを見れば分かる人もいると思います。



200ml 約2000円する「水アカ洗剤」です。



この商品はなんと50万本も出荷されているこの商品名こそが「茂木和哉」なのです。



この商品はかつて「ハイブリッドクレンザー」という名前で泣かず飛ばずでした。



この商品の製造元、きれい研究所 社長が茂木和哉さんになります。



いい商品だからうれるわけではない!!



ネットで検索する場合は「水アカ洗剤」で検索されます。



キーワードで検索されるが、他の商品に埋もれてしまい



この商品が選ばれにくい。というより選ばれる理由がないのです。



選ばれる為に継続した事とは?



ネットで検索される場合が他社商品と区別がされない。



そこでやり続けた事とは・・・



茂木和哉さんは以前に温泉地を回って頑固な水アカを落とし続けた「洗剤エキスパート」を名乗って



1年間毎日ブログを書き続けたそうです。



継続していると、目に留める確率が高まりますよね。



目にとまった結果売り場で実演販売する方から



「いい野菜は生産者の名前を出すのだから洗剤も作る人で変わると伝えたい」と



茂木社長の名前をつけるように提案されたようです。



名前が大切なのではなくて、



ブログを1年間通じて、洗剤へのこだわりが伝わったからこそ



このようなネーミング変更があったということですよね。



ネーミング変更はきっかけであり、この商品を体験してもらう事がスタート。



ネーミングを変えたからと言って売れるはずはありません。



あくまで商品を体験してもらう事を通じて、ファンが生まれます。



体験とは何か?



東急ハンズでの実演販売です。



そこからファンをつかみ、テレビでも取り上げられ、



10代女子でも話題のものとして買うほどになられました。



テレビの影響力は結果であり、それまでのプロセスが大切だと思います。



この情報が溢れる時代だからこそ、



継続する力と、何ができる人・商品なのか?明確に伝え続けることが大切ですね。



最後までご覧頂き、ありがとうございました。