6月教室だより | ピアソラの蜜柑

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オレンジの街での生活

2024年6月 教室便り106号

 

気持ちの良い季節ですね!皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

子供絵画教室では毎年恒例の全国コンクールの時期に突入しました。

今年も全員参加で一枚の絵を5回に分けて完成させます!

6月から9月まで全国コンクール→夏休みのポスター→

南知多本と4か月ほど絵の具を使った課題に突入します。

もちろんやるからには気合を入れて賞を狙います!でも楽しく無理なく丁寧に

一つの作品を全員が納得いくまで完成出来る

ように♪そして描いた絵を自信を持って家族に自慢できるような

そんな作品を全力で目指しますので

保護者の皆様も楽しみにしていてくださいね☆

 

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前回に引き続き「中学生の勉強法Part2」です。前回書き切れなかったことが沢山あり

しつこいようですがまたお付き合いください。今回も我が家の経験を通しての私見ですが

もしかしたらどこかの誰かのお役に立てば・・・との思いで書きます。さらっと読み流して

いただければ幸いです。今回はまず最初に当たり前のことなのですが「学校の先生は勉強を

教えるプロである」ということを力説したいと思います。私は子が中学校に上がる時に

「勉強法」について知りたいことが沢山あり、先生に面談を申し込みました。そこでの話や

子を通して感じたことは先生はやはり「勉強のプロ」であるということ。

私が化学反応式や屈折角のことでオタオタしてGoogle先生に相談している時に

子は「学校の先生は〇〇だから〇〇でだから〇〇になるって言ってたよ」とあっさり。

扇状地と三角州の違いや自動詞と他動詞の違いも分かりやすく教えてくれます。

要するに基本中の基本なのですが成績アップの為に家庭であの手この手で

こねくり回し問題集を大量に買い与えるよりも原点に戻り

「学校の先生の授業をMAXで吸収する」が成績アップの一番手っ取り早い近道だと

結論付けました。その為には夜はテスト週間でも我が家は10時半には就寝するようにし、

朝はしっかり睡眠をとった後の状態ですっきりと起きて一日を始められるように

親は子の生活リズムをコントロールする。夜遅くまで勉強していると親の目には

頑張っているように見えるので一見安心しがちですが親の目の届かない日中の一番大事な

学校の授業中に眠くてぼんやりしていたら本末転倒なので

テスト前など内心(え?もう寝るの?もうちょっとやったら?)と多少の不安はよぎりますが

そこはぐっとこらえて学校の先生と我が子を信じて「おやすみ!」と言ってドアを閉めています。

「予習復習」に関しても我が家は「予習」はしません。基本はひとつひとつの授業に集中し、

まっさらの状態から先生が教えてくれることを吸収する。先生達もそれを前提に教えていると

おっしゃっていました。その代わり「復習」はその日中にその日習ったことを必ず

もう一度やる。そして定期テストと定期テストの合間にある小テストをきちんと

丁寧にこなしていく。この辺の習慣付けができればさほどテスト前になっても慌てたり

困ることはないように感じます。余談ですが私は昔から歴史が好きで

子の単元が歴史に入った時に大喜びで前のめりで子に呼ばれてもいないのに

一緒に机に座り「大化の改新は645年!

源頼朝の鎌倉幕府はいい国作ろう鎌倉幕府!1192年!」

と聞かれてもいないのになんの疑いもなく関係ないエピソードまで付け加えて

ドヤ顔で説明しているとそんな記述は教科書のどこにもなく(おや?)と思って

調べてみると今は「大化の改新」は「645年」ではなく「646年」に変わっており

「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」はなんと「いい箱(1185)作ろう鎌倉幕府」に!

ついでに日本最古の貨幣の「和同開珎」まで「富本銭」なんていう見たことも

聞いたこともないものに変わっている上に太陽系の惑星はなぜか一つ減っていて

「スイキンチカモクドッテンカイメイ」からメイが消滅していた・・・

私の知識は30年以上も前のもので史実も事実も日々変化しているのだと改めて再確認。

そして全般的になのですが昔は「とにかく暗記して詰め込む方式」の内容が多かった気が

するのですが最近は「自分で考える」問題が昔よりもずっと増えているような気もします。

歴史の「年号」ももうほぼテストには出ません。

自分の頃とは時代は変わってきていることを認識し、

奢らずドヤ顔は引っ込めて謙虚に知識をまた再び吸収したいと心から思い

「学ぶことは楽しい!」そんな風に子と一緒に進んでいきたいと思う今日この頃です。

 

またまた長くなりましたが6月も元気一杯笑顔いっぱいでよろしくお願い致します!  

 

ミズエ