伊勢神宮外宮と内宮、二つの宮にお参りしてきました。(長いです) | 全国クリエイター作品の展示と販売 ARCA-方舟-gallery & zakka

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ご縁繋ぎの場アルカ-方舟-です。
 
先日、お休みの期間中、伊勢神宮にお参りしてきました。
 
ものすごく暑い日で、朝、出がけに空を見上げたら雲のない澄み渡った晴れの日で、びっくりしました。
いつも神社にお参り行く日は雲が出てるような感じだったんですけど、この日は雲のない、晴れた日でした。
 

 

 
伊勢神宮に行くのは30年ぶりぐらいでしょうか。
 
小学校の修学旅行が伊勢でした。
結婚してからも1度だけ行きましたがその時は本当に観光で。
 
行こうと思い立ったのは淡路島の伊弉諾神社にお参りした時でした。
皇大神宮遥拝所に入り込んだ時、あれっ???という何かふわっと伊勢神宮の方角に引き寄せられるような感覚を覚えたのです。
 

 

淡路伊弉諾神社 皇大神宮遥拝所

 

 

あの感覚は不思議でした。
 
もしかしたら何かあるのかな、と思いながら、伊勢神宮を改めてHPで確認しながら、
心が向く場所を探したところ、外宮に焦点が絞られるような感覚がして、そこをまず目指そうと思いました。
 
豊受大神は、丹波の国から天照大神にお食事係として呼ばれた神様とされています。
 

 
 
 
大阪鶴橋から、近鉄に乗り、いったん伊勢市を目指します。
 
伊勢市についたときはもうすでにお昼。
カンカン照りですわ。
 

 

伊勢市
 
 
なんやねん、この天気は?というぐらいの暑さ。9月ですよ?
 
めちゃくちゃ晴れた中、外宮近くの月夜見神社へ。
 

 

月夜見神社

 

 

簡素、といえば簡素な建物の横にでかい木。
 
そして向かって左側に、小さな鳥居が。
 
これ、HPにも載ってないんですよね、あとで調べたら。
 
大きな木の根元に、2体のキツネ。お稲荷さんが祀ってあったんです。
 
月夜見神社の横にお稲荷さん。
 
豊受大神は、ウカノミタマ様とも言われているし、ウカノミタマさまはお稲荷さんとして祭られている神社はとても多いですよね。
 
名前が書いてないし、だれを祀っているということも何もないけど、キツネ(伏見稲荷大社のキツネ様よりちょっといかつい感じのキツネの像)が祀られているということはお稲荷さんですよね、きっと。
 
でも、すごく出会えた感がうれしくて、写真撮るのも忘れました(笑)
ほんとにうれしかった。出会ってくれてありがとう。
 
キツネさんに見送られつつ、外宮へ。
 
月夜見神社の正門を出ると、外宮の参道でした。
 
あ、そうそう、伊勢市に降りた時、外宮に先に行くか、月夜見神社に先に行くかで迷ったんですが、月夜見神社と頭の中でちかっとしたので月夜見神社に行ったんですが、正解でした。
 
正門出てまっすぐ。
まっすぐ歩くと、外宮の北門にぶつかります。
 

 

外宮上空に広がる彩雲
 
 
外宮の上空に雲、そして太陽。案の定、彩雲となって、外宮入り口に広がっていました。
まるで参拝を歓迎してくれるかのよう。

鳥居から入るとひんやり森の中。

 

 

 

 

常に上空には太陽

 
 
歩いてすぐ、右手に厩がありまして、お馬さんはお散歩中で会えなかったんだけど(帰りに会いました)。
 
てくてく歩いて、何度か鳥居をくぐり、正宮へ。
 
正宮の隣の何もない空間。
 

 

 

 

向こうの方に小屋がある。。。
 
ここは古殿地。かつてここに正宮があった場所。
奥の小屋には「心御柱(しんのみはしら)」が納められているそう。
次の遷宮までしずかにこのままです。
 
 
その隣に正宮がありまして、順番にお参り。
 

 

 

 
正面にはお賽銭箱はないはずなんですが、白い布が敷かれていて、そこにみんな投げ銭。
 
う~ん、お金投げるのやだなと思って投げ銭はしませんでした。
 
お導きいただきありがとうございました。とだけ。
 

 

 

居心地の良い空間。あまり手のはいってなさそうな森の中。
樹齢何年だろう?という大きな木。



 
森全体が一つの宮のような感覚。
 
隅々にいたるまで、何か大きな霊的なもので護られているような感じ。
 
居心地の良い空間でした。
 
誰もがみんな穏やかだったのもそう感じさせるものがあったのかな。
 
うるさい人もいなかったし、すごく穏やかで。
 
いつまでもいたくなるような感じがしました。
 

 

多賀宮へ続く階段
多賀宮へももちろんお参りしました。ゆっくりしていけという感じがしましたので、この後ゆっくり外宮内の神社一つ一つをお参りさせていただきました。
 


三ツ石




北門から入ったので後で正門から入り直し

 
 


外宮を後にして、時間がたっぷりあったので、これはもう、内宮も行けるわ、ということでバスに乗りまして。
途中に月読神社があったのでそれに寄った後、結構ハードな道を歩く羽目になりました(笑)
 
内宮に行く手前バス停1~2個前に月読神社のバス停があります。
 
そこで降りてちょっと戻って入り口があるんですよね。
鳥居をくぐって、森の中へ。
 

 





月夜見神社と違って、外宮のような古い森の中に神社がありました。
 
伊弉冉(イザナミ)神社、伊弉諾(イザナギ)神社、月読神社、月読荒魂神社
 
四宮並んでいます。
 

 

 

 

 
イザナギ、イザナミも祀られているのか~と思いつつお参り。
 
こちらにはお稲荷さんはなかった・・・。
 
そして、ここからがさすがにハード・・・。
 
猿田彦神社へ。
 

 

 
近いと思ったんですよ。歩いてすぐだと。
 
田舎のバスの一駅、めちゃくちゃ遠い。
 
炎天下、午後3時ぐらいの暑い太陽が目の前。。。影もなく。バス道を歩いて数分。この数分が長かった。
 
猿田彦神社では、今回お導きをいただいていましたので、お礼を申し上げて、サルメ神社でもお参り。
 

 

 

 
このお二人のお姿が、帰ってからイメージとして降りてくるんですよね。
 
二人並んで立っておられて、大きい猿田彦さんが少し身をかがめるように、おそらく矛をお持ちなんだと思うんですがかなりご年配の感じで立っておられた。その隣で、背の低いうずめ様が立っておられる。
 
まあ、ビジュアルイメージですから・・・。
もしかしたらそういう絵をどこかで見たのかもしれませんね。
いつか自分で描けるように何度も忘れないように今記憶に留めている最中です(笑)
 
猿田彦神社を後にして、内宮まで・・・と思ったら、ちょっと待て、めちゃあるやん、距離。
 
隣ぐらいに考えてたけど歩いて6分ぐらい?
 
まあ、バスもないことですし、とりあえず歩いていたら、内宮に至る入口の鳥居が見えてきました。
 

 

 

 
そういえば、内宮は右側通行なんですよね。外宮は左側通行。
なんでやろ?と思いつつ、右側を歩く。
 
人が多い。
 
観光客も多いし、なんだか観光地って感じです。
 
 
暑いのと、人が多いのと、ちょっとしんどいな、帰りたいな・・・。って思いながら、まあ、ここまで来たし・・と内宮の正宮まで。
 
その間、黒服の集団がいまして、男性なんですが複数のそういう人が笑いながら前を歩いている。
 
内宮の正宮は、階段を上がった所にあり、みんな階段を上がるんですが、
やっぱり正面には白い布が敷かれており投げ銭ができるようになっていました。
 

 

 

 
ふと横を見たら、神官の方たちがあわただしく黒服の方を集めてる。
普段はあるはずの壁が取り払われ、内側の建物がしっかり見えています。
 
あとで調べたら多額のお金をお支払いすれば内側での参拝ができるのだそう。
黒服の人たちはその参拝者だったのでしょう。
何人も並んで参拝の準備。
 
その中の一人がこちらを見ている。
 
なんだろう?と思ったんだけど、「ただで見るな」ということだったのでしょうか。睨んでいたのかもしれません(私目が悪いので表情まで見えないんですよ。)
 
ああ、すんませんね、ただで見ちゃったわ、と思いながら帰路へ。
 
なんだろう、内宮ってこういうところなんだなってすごく思った。
 

 

御稲御蔵(みしねのみくら)

もう一つ、御贄調社(みにえちょうしゃ)というのがあったみたいなんですが撮影してなかった。

豊受大神をお迎えして御贄調の儀式を行うのだそう。主にアワビを調理していたそうです。(伊勢神宮HPより)

 

 

五丈殿
神餞を祓い清める場。
 
 
image
何気に撮った場所、四至神(みやのめぐりのかみ)

四至とは神域の四方を意味するのだそう。内宮の神域の守り神をお祀りする所管社(伊勢神宮HPより)

知らんかった・・・💦ごめんなさい、挨拶せんかった・・・。
 

 

帰りの橋の上で撮影した山。

こちらから良い氣が流れているような・・・

 
 
 
私の感覚ですが、外宮は神聖な場、内宮は実務的な場という感じがしました。
お台所みたいな感じ?
豊受大神がお食事係で呼び寄せられたということなので、そうなってるんでしょうけど、どうもう~んもう少し違う意味がありそうな。お食事係というその言葉の通りではないような気がします。
 
神聖な場外宮と、実務担当の内宮。
 
外宮を先にお参りして、内宮は後、というのも面白いですね^^
 
 
 
 
 
 
 
伊勢神宮に行く前は、自分の役割ってなんだろう?と考えていました。
自分の役割、自分にできること・・・。
 
したいことじゃなくて、できること。
 
外宮をお参りした時に感じた、静謐な空気感。一本筋の通った感覚。これでいいという覚悟。
 
自分で感じたことは、自分だけのもの。
 
誰に忖度もしないし、誰かの意見に寄って行くこともない。
 
自分は自分のままでいい、という。
 
 
今まではどこか他人軸で、人に喜んでもらえるにはどうしたらいいかとか、こうしたら嫌われるんじゃないかとかそういうことばかりに気持ちが行って、自分の考えを自分で受け止めることができずにいたかもしれません。
 
ここ数日一人の時間を過ごして、自分のやりたいように生き、好きなものを食べ、自分の意思でお参りに行き、とてもとても自由で、開放感がありました。
 
一人で過ごす時間は、自分を取り戻すきっかけになったような気がしています。
 
一人ではない時間もとても幸せであったのは確かですが、どこかで誰かを意識していたし、忖度もしていたし、自分の意思に反することもやってきたと思うし、そういう中で何か大事なものを置き忘れてしまっていたのかもしれない。
 
その時々で役割があって、それは誰かのためであったと思うんだけど、今、思う役割のようなものは、自分自身のためでもあり、その自分自身のためのものが、意図せず、誰かの役に立っていたらいいなと思ったりもする。
 
 
 

 

この向こうの山の方に、光る点がありました。この写真を撮ったまだ先の時間帯。

山肌より少し空の方。小さな光る点が動かない。

飛行機か星か。

よくわからないけど消えるかも・・・と思ったらふるっと小さく震えて消えました。

点のまわりには雲もなく、消えた後また灯るかなと思って待っていたけど消えたままでした。

不思議な光る点。

 

 

 
 
後日談。
 
帰ってから、次の日、通販のためにお店に行って作業してたんです。
誰も来ないはずのお店のドアを小さくたたく音。
なんだろう?と思って開けると、お客さま???
「すみません、人を探しています。」
え??
と思ってよく聞いてみると、作家さんを探しているとのこと。その人の作品も、お聞きした名前も知らない人。
そのまま知らないから、と帰っていただくこともできるんだけど、作家名でネット検索。
その人のHPは出てくるけど、それ以上は出てこない・・・と思ったら、メールアドレスと電話番号が出てきた。
「あ、これは私わからなかったです!ありがとうございます!」
使う機種によって出てくる情報って変わるのかしら???
でも作家さんの電話番号やメアドかどうかはわからないけど、とりあえずここに連絡してみたら何かわかるかも・・・というと、とても喜んでくださって、「ありがとうございます!」と笑顔で帰って行かれた。
 
いや、この「ありがとう」の言葉、私すごく救われた。
 
その人、ここに来る前にも、見知らぬ人から、「ここ(アルカ)なら知ってるかも。と教えてもらった」とのこと。
えええ???そうなの???ってちょっとびっくり。
何度かここにも来られたみたいだけど、ちょうどお休みで・・・。
しかも、この日、私がいるのはかなりイレギュラーな状況。にもかかわらず、会えた、ということはよっぽどこの作家さん探してるんだなと心が動いた。
 
むしろ、私が救われた。
なんかわからんけど、お店やっててよかったな、って心底思った。
指標にしてくれるなんてこと、ある?
まるで灯台みたいじゃん。
 
ここにくれば何かわかるかも・・・って。
 
嬉しかったです。ほんとに、お店やっててよかったと思ったし、生きててよかったって大げさだけど思った。
 
「ありがとう」の言葉。これほど人を生かす言葉ってないだろうなって思う。
利害関係の全くない、ほんの少しの手助け(自分にできること)で、いただいた思いがけない言葉に救われるんだな、って思いました。
 
 
本当に何気ないことで、日常できることで、きっとあるがままで自分にできることを淡々とやることで、自分もそして自分以外の人も喜ばせることがきっとできるのでは・・・。
 
それがその人の役割なのかも、と思う。
 
 
神社に行くと、何を願うか気になるところですが、今まで自分の願いを願わず、ただお導きいただいたことのお礼を言ってた。
 
でも、本当の願いを願うことは、むしろ大歓迎なのかも、と思う。
 
本当の願い。
自分の本来の役割をもって、役に立ててもらえるように。
アルカ(方舟)の本来の役割が、結果、誰かの役に立つように。そのことが私自身をも生かすように。
 
そのことを自覚すること、意識することが大事なのだろうな。。。
 
きっと何も願わないのは透明人間と同じなのかもしれない。
 
何かを願うことでその人が見えてくる。
 
相手に見えてくると、自分にもはっきり見えてくる。
 
願うことは、生きること。
 
生かされること。
 
その人自身の輪郭がはっきりしてくること。
なのだと思います。
 
 

 

伊勢神宮に行った日の夜は十五夜。7年ぶりの満月の光。
月の光は太陽の光なんですよね、間接的に受ける光。
 
 

 

次の日の雲。なんとなく龍の横顔に見えて。。。狐かな?

 
 
 
 
 
ただいまの展示↓
 
kazeasobi個展
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