11月29日(月) いよいよ手術
私の前の手術次第だが大体13時頃手術開始と聞かされていた。
昨日術前の最後の晩餐(お寿司)に付き合ってくれたカミさんも12時過ぎに到着。
で…、いつまでたってもお呼びがかからない。
15時頃、ついにカミさんはベッドに横になり、私はソファーで爆睡。
16時ちょっと前、やっと連絡が入りました。
「16:15に手術室に入ります」
直後にお迎え。
えーっと、(何かに着替えるとかないの?)とまごまごしていると、「そのまま行きますよ」と、点滴台を転がし、カミさんを横に従え1階下(4階)にある手術室へ歩いて向かう。
このYMC(四谷メディカルキューブ)には手術室が4つ。
手術室の上の【手術中】のライトが4つの手術室全部ついており、看護師さん焦る。
「ちょっとここで待っててください」と確認し、一番奥の第4手術室へ。
手術室の中はまるでドラマ【ER】の世界。機械に囲まれた手術台に座る。意外に天井が高い。
まだ笠間医師はいない。
「ミネソタに行かれたのはどなた?」と、S看護師と言葉を交わすことが出来た。
S看護士はYMC減量外科チームの中では欠かせない存在の看護師で、特に手術時の笠間医師への機械出し(手術用器具の準備サポート)では抜群のセンスを持つ方らしい。
手術室の中で、私の手術にかかわる人たちの、なんともいえぬチームスピリットのようなものを感じる。
私は、手術の前にYMCの減量外科チームのブログを読むことを強くお勧めする。
自分の手術を担当してくれるチームの方々との距離を縮めておくことで、手術に向かう時の安心感が確実に違ってくると思う。
手術室に入ると手術台に案内され、とりあえず手術台に座る。
で、寝巻の上を脱ぐ。(寝巻と言っても私の場合は短パン・ポロシャツだったのだが)
高校2年の時に上腕骨を複雑骨折した時、全身麻酔の手術を受けたことがあるのだが、その時は素っ裸で上にシーツ見たいのものをかけられて移動ベッドで手術室に運ばれた。
それから比べると格段の差。
手術台の上でまず上のポロシャツを脱がされ、手術用の青い布で作られた帽子をかぶらされる。(帽子は手術中の医師かかぶるものと同じようなもの)
「横になって下さーい」と言う医師の声でベッドに横になり、大きなシーツのようなものをかけられ、麻酔に入る。
まずは酸素マスクをつけられ大きく深呼吸をさせられる。私は弱いパニック症のようなものがあり、狭いところ、体が動けないところ(散髪屋、歯医者、飛行機の類)がメチャ苦手で、この酸素マスクを付けられた途端パニック症で息苦しさを感じ「これダメですわ」と言うが、「術前にたくさん酸素取っといてもらわなくちゃならないんです」「じゃあ麻酔入れちゃいますね」、と。
麻酔って点滴で入れるんだ…、と思った、その後の記憶なし。
To be continued.