寂れすぎて土曜日やのに人を見かけへん。
そんな六甲アイランドです。
六甲ライナーの駅横にあるアダムとエヴァの彫刻。
しかし斬新な作品やな。
1991年といえばバブリーやったもんね。
この日の用事はココ。
初めて来た 『神戸市立小磯記念美術館』 です。
小磯良平氏がメインやけど、あの絵にやられたんでね。
入館料は驚きの200円。
めちゃめちゃ繊細な作品ですな。
企画展示の 【石阪春生と新制作の神戸】 です。
小磯良平氏のお弟子さんで昭和4年生まれて令和元年に死没。
章立ては 『女のいる風景』 と 『新制作の神戸』
今回、没後初の回顧展で油彩35点と素描5点が展示。
女性をエロく描かず、どの作品の女性はミステリアス。
ダ・ヴィンチのモナリザっぽいね。
悪く言えばルネサンス頃の宗教画やけど。
絵の具の厚塗りのではなく、描きたいつー発言が印象的でした。
こんなシックなのもエエね。
しかしなんでポストカードを売っていないねん。
ホンマ残念やわ。
師匠だった小磯良平氏の再現アトリエも観覧しとこか。
工房が住吉・御影ってことは、自宅もエエとこやったんやろね。
やっぱり神戸ゆかりの作家なので作品も知っとかんと。
「自画像」 1926年。
「青衣の女」 1929年。
「横たわる裸婦」 1931年。
「桃とクルミのある静物」 1939年。
「働く人」 1959年。
「御影の風景」 1986年。
石阪春生作品はどれも美しかった!!
久々にめちゃめちゃ感動しました。
次、いつ展示されるかわからんし。
たった200円やし、4月までにもう一回観に行くとするか。