棚瀬模型店まいまい日記分冊 -13ページ目
<< 前のページへ最新 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13

BMWイセッタ製作記(その2)

私は平日は仕事で気力を使い果たしてしまうため

基本的に模型作りは週末に集中することになりまする。


棚瀬模型店まいまい日記分冊

年末年始のお休みに上半分の塗装までたどりつきましたが、
その上半分をマスキングして残りの色を塗装しました。
黄色系で塗装することにはしておりましたが、
きれいな色ではなく、ちょっとくすんだ黄色にしてみました。

棚瀬模型店まいまい日記分冊


キットのヘッドライトのパーツは
ズドンとしていて実物に似ていないので、
フジミのミゼット2のライトのパーツに交換することにしました。
ライトのリムを除いて、全体にかかっているメッキを
紙やすりで落とします。
最初はもとのメッキをマスキングして生かすつもりでしたが、

あまり綺麗に残すことができなかったので、

結局はハセガワのミラーフィニッシュを使うこととなりました。


棚瀬模型店まいまい日記分冊

塗装が乾燥したらマスキングテープをはがし、
ガイアカラーのEXクリアーを吹きました。


棚瀬模型店まいまい日記分冊

キットの完成写真を見ていると
ボディと車輪の位置が下がり気味で
疲れたおとうさんみたいになっているので、
足回りのパーツの車軸の通る位置や
組み方を調整して、全体に2~3ミリ上げました。

棚瀬模型店まいまい日記分冊

また、前輪のトレッドは奥まっていて
これまた雰囲気がだらしなく感じるので、
ボディ外側ぎりぎりになるよう調整しました。

これで踏ん張っている感が高まりました。

どないでっか?

続く

BMWイセッタ製作記(その1)

先月発売の自動車模型専門誌「モデルカーズ」の
第二特集は三輪車乗用車ということで、
私はグンゼの1/24スケール BMWイセッタ(ハイテック版)の製作を

担当いたしました。


棚瀬模型店まいまい日記分冊
表紙はこんな感じ


当初は昨年末の〆切でしたが
諸般の事情で1月末に変更。
私も12月は本業でも色々あったので、これ幸い。
とはいうものの、
こっちも結果1月まで引きずってしまったので、
結局ひ~ひいうことには変わりはないけどね。


棚瀬模型店まいまい日記分冊

まずは
ハイテック版でも廉価版でも
このシリーズのキットはシートの類が
タイヤと同じゴムパーツで再現されており、
色は塗れないは歪みが修正できないわと
良いところが全く無いので
プラ板で作り直しました。


また、キットの特色として
ボディパーツがすべて
透明のプラスチックで成型されていて、
無塗装で仕上げれば(キット登場後に流行した)
スケルトンモデルの魁!男塾になるところですが、
もちろん塗装して仕上げるとです。

棚瀬模型店まいまい日記分冊

シャシーやエンジン類のパーツはホワイトメタルです。
真鍮ブラシで磨いてある程度パーツを接着させていきます。
しかしメタルパーツは完全固定できないから嫌いだ。

エンジンフードは予め切断することを考慮して
3点くらいでボディ側と一緒になっているだけなので、
ご希望のとおり切断して、プラ板と0.5ミリの針金で
ヒンジを設けます。
そして、サイドウィンドウは
塩ビで置き換えることにしましたので
ボディから削り落としました。
また、画像では見難いのですが、
フロントフェンダーとアップライトの接合する部分が
省略されているので、フェンダー側にプラパイプで
受けを設けて完成後の補強とさせていただきます。

棚瀬模型店まいまい日記分冊

フロントドアとボディは1ミリプラ板でヒンジを設けました。
ボディは400番位の紙やすりを全体にあてて、
フロントフェンダーのリムを0.3ミリプラ板で再現し、
ホワイトのプラサフを吹き、乾燥後1200番の水ペーパーで
中砥ぎします。

棚瀬模型店まいまい日記分冊

フロントのロールバーは植木用の2.0ミリのアルミの針金を
曲げて再現するとです。

棚瀬模型店まいまい日記分冊

そして
下塗りにガイアカラーのEXホワイトを吹いた後、
イセッタによく見られる
上下のツートンに塗るつもりでしたので、
まずは上半分のベージュを塗装いたしました。



続きます。


model cars ( モデルカーズ ) 2010年 04月号 [雑誌]/著者不明
¥1,580
Amazon.co.jp

<< 前のページへ最新 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13