BMWイセッタ製作記(その1) | 棚瀬模型店まいまい日記分冊

BMWイセッタ製作記(その1)

先月発売の自動車模型専門誌「モデルカーズ」の
第二特集は三輪車乗用車ということで、
私はグンゼの1/24スケール BMWイセッタ(ハイテック版)の製作を

担当いたしました。


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表紙はこんな感じ


当初は昨年末の〆切でしたが
諸般の事情で1月末に変更。
私も12月は本業でも色々あったので、これ幸い。
とはいうものの、
こっちも結果1月まで引きずってしまったので、
結局ひ~ひいうことには変わりはないけどね。


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まずは
ハイテック版でも廉価版でも
このシリーズのキットはシートの類が
タイヤと同じゴムパーツで再現されており、
色は塗れないは歪みが修正できないわと
良いところが全く無いので
プラ板で作り直しました。


また、キットの特色として
ボディパーツがすべて
透明のプラスチックで成型されていて、
無塗装で仕上げれば(キット登場後に流行した)
スケルトンモデルの魁!男塾になるところですが、
もちろん塗装して仕上げるとです。

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シャシーやエンジン類のパーツはホワイトメタルです。
真鍮ブラシで磨いてある程度パーツを接着させていきます。
しかしメタルパーツは完全固定できないから嫌いだ。

エンジンフードは予め切断することを考慮して
3点くらいでボディ側と一緒になっているだけなので、
ご希望のとおり切断して、プラ板と0.5ミリの針金で
ヒンジを設けます。
そして、サイドウィンドウは
塩ビで置き換えることにしましたので
ボディから削り落としました。
また、画像では見難いのですが、
フロントフェンダーとアップライトの接合する部分が
省略されているので、フェンダー側にプラパイプで
受けを設けて完成後の補強とさせていただきます。

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フロントドアとボディは1ミリプラ板でヒンジを設けました。
ボディは400番位の紙やすりを全体にあてて、
フロントフェンダーのリムを0.3ミリプラ板で再現し、
ホワイトのプラサフを吹き、乾燥後1200番の水ペーパーで
中砥ぎします。

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フロントのロールバーは植木用の2.0ミリのアルミの針金を
曲げて再現するとです。

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そして
下塗りにガイアカラーのEXホワイトを吹いた後、
イセッタによく見られる
上下のツートンに塗るつもりでしたので、
まずは上半分のベージュを塗装いたしました。



続きます。


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