地元のクリニックでの検査結果から

すぐに次へと進めなかった私たち。

 

それから12ヶ月の間、

セルフタイミング法を続けました。

 

しかしそれは最初にタイミング法を始めたときとは違い、

とてもつらいものでしたショボーン

 

排卵日やその前後の大事な時期をアプリが伝えてくれるため、

直接伝えなくてはならない心の負担はないのですが

必然的に意識することになります。

 

もちろんその時期に飲み会などの予定は

なるべく入れないようにはしますが、

身構えるあまりに体調不良とかになると

 

「なんでこんな大事な時期に‼️」

 

みたいに、口では言わないけど

お互いに不穏な雰囲気になることも。

 

 

共働きのため、忙しい時期などは帰りも遅く、

とてもじゃないけど仲良しするパワーもなく、

でも大事な日だからってことでトライするも

途中でどちらかが寝てしまうことも多々ありました zzz


これも寝られた方が悶々とし、

寝てしまった方は翌朝申し訳ない気持ちでいっぱい。

 

何よりもそれ自体が「義務」みたいになってしまい、

お互いや自分を責めたりすることが多くなりましたえーん


仲良しすることってこんなに辛いものだったか❓

 

 

 

妊娠する可能性がある大事な期間のストレスを越えた後は

生理がくるかこないかを待つ高温期のストレスが待っていますショボーン

 

毎朝、ドキドキしながら体温を測り、グラフの推移を見る。。。

 

 

体温ががくっと下がると、

おもしろいくらい本当に生理がきます。

 

女性ならわかるかと思いますが、

生理がきそうな感覚なども個人個人であるかと思います。

 

それを感じて

「今回もだめだな、きっと。。。でも。。。」

なんて諦めつつも、もしかしたらという

わずかな期待をしては撃沈を繰り返す日々

 

いつもとちょっと体調が違うだけで

「もしかして妊娠したかな。。。❓」

と思い込んでしまうこともたびたび。

 

 

生理がくるたびに涙をたくさん流しましたえーん


大人になってこんなに泣くなんて

考えもしませんでしたが。。。

 

 

その度にダンナさんは

「また来月がんばろう」

と言ってくれましたが、

こんな日々がいつまで続くのかと思うと気持ちは前向きになれませんでしたもやもや

 

 

不妊治療は終わりのないトンネルとよく言われます。

努力すれば必ず実るというものでもありません。

 

子供の頃から何をやるにも人より時間がかかって、

自分なりに努力を続けて乗り越えてきたことが多かった人生において、

努力だけでは越えられないものがあるということを痛感しました。

 

 

長いこと取り組んだタイミング法で

私たち夫婦の心は疲弊し、限界を向かえていましたガーン

妊活開始早々、

自然妊娠が絶望的と言われ、

医師から顕微受精をすすめられた私たちショボーン

 

 

妊娠できないと言われたわけではないけれど、

予想もしなかった顕微受精という選択肢に

なかなか向き合えませんでした。

 

 

その理由は3つありました。

 

 

1そこまでして本当に子供がほしいのか?

 

そう自分の胸に聞いたとき、即答はできませんでした。


そもそも子供が欲しくて結婚したわけではなく、

ダンナさんと家族になりたかったから結婚したわけで。


その先に2人の子供を授かることができたら幸せだなって

そう思いながら過ごしてきました。

 

一方、ダンナさんは顕微受精というものがピンと来ず、

イメージ的に人の手を加えてまでやることなのだろうかと悩んでいましたもやもや

 

 

2金銭的な問題

 

不妊治療はお金がかかります。

しかも保険適用外のものがほとんど。

 

我が家は共働きではありますが、

2人とも高給取りというわけではないため、

治療にあてられるお金も限られてしまいます。

 

助成金の制度もあるのですが、

私たちは下手すると

世帯所得の基準をちょびっと超えてしまい

助成金をいただけない可能性が高いのです。

(これは調べればわかることなのですが)

 

 

3仕事と治療の両立

 

私は正社員で働いています。

今の時代多いと思いますが、相当な人員不足。


仕事量は減らないどころか増える一方。

でも人は増えないし残業もさせてもらえない。

 

こんな状況の中、時間も読めない通院で

遅刻・早退・欠席を繰り返すのも申し訳ない。。。アセアセ

 

 

とはいえ職場はありがたいことに

ある程度融通がきくため、

有休を少しずつ消化しながらの通院は可能ではあります。

 

 

 

この中でも

③仕事と治療の両立については

相当私は悩みました。。。

(これも長くなってしまうのでまた別の機会に。。。)

 

 

不妊治療、特に体外受精や顕微受精などの高度不妊治療を考えている、

共働きの方々がぶちあたる壁なんじゃないかと思います。

 

 

でも今思えば自分の人生や

2人の将来について真剣に考える、

いいきっかけになって良かったと思います。

 

 

当たり前だけど、大事なのは

 

「本当に子供を授かりたいのか❓」

 

ということなのではないでしょうか。

 

 

なんとなく欲しいっていう気持ちだけでは

とてもじゃないけど不妊治療は取り組めないです。。。

 


そして何よりも

不妊治療をするにしても、しないにしても

2人の気持ちが1つになることが

一番大事なことなんだと私は思います❗️

 

 

この時の私たちはまだまだ気持ちは1つになっていませんでした。。。もやもや

結婚したら子供ができる❗️

そこまで楽観視はしていませんでしたが、

タイミング合えばそのうちできるかな❓

と私たち夫婦は心のどこかで思っていました。


基礎体温を毎日きちんと測り、
排卵日を予想して仲良しをする。
いわゆるセルフタイミング法です。


最初は普通に取り組めていましたが
それでもなかなか授かれなかったため、
検査と同時進行でタイミング法に取り組むことに。


つまるところセルフタイミング法と同じで、
排卵日を特定して仲良しするタイミングを見つけるんですが、
セルフと違うところは基礎体温以外にホルモン検査や超音波が加わります。

尿検査はホルモン値
超音波は卵胞の場所や大きさ

といったところです。

これらと生理周期を合わせ、
医師が排卵日を特定します。

「排卵日は○日ですね。なので○日と○日にタイミングをとってください。」

と医師に言われます。


この時点でなんだか気持ちがモヤっとしたのを今でも覚えています。


もちろんそれが100%正しいわけではないけど、
受診している以上、それを信じるしかないわけで。。。


さぁ、ここからが問題。

排卵日はこの日ですよ、
この日とこの日に仲良ししましょう❗️

って、相手にどう伝えればよいかもやもや

もちろんダンナさんも妊活には協力的ですが、

ストレートに言うのも気がひけるというか、、、


というわけで色々夫婦で話し合った結果、
「コウノトリ」
というアプリを使ってみることにしました。
(アプリについてはまた別の機会に)


結局はこの日ですよ❗️

ってお知らせすることにかわりはないのですが、
直接伝えるよりもお互いに気持ちは楽でした。


通院しながらのタイミング法は3回。

3回終わった時点で
前回書いたように
自然妊娠は絶望的な状況で、
人工受精や体外受精も飛び越えて
顕微受精を考えた方が良いと言われ、
その現実をすぐには受け入れられず、
あるかもわからない、
ほんのわずかな可能性を信じて
セルフタイミング法を続けました。

これが私たち夫婦にとって
お互いを苦しめることになるとは
思ってもいませんでしたショボーン