地元のクリニックでの検査結果から
すぐに次へと進めなかった私たち。
それから1年2ヶ月の間、
セルフタイミング法を続けました。
しかしそれは最初にタイミング法を始めたときとは違い、
とてもつらいものでした
排卵日やその前後の大事な時期をアプリが伝えてくれるため、
直接伝えなくてはならない心の負担はないのですが
必然的に意識することになります。
もちろんその時期に飲み会などの予定は
なるべく入れないようにはしますが、
身構えるあまりに体調不良とかになると
「なんでこんな大事な時期に‼️」
みたいに、口では言わないけど
お互いに不穏な雰囲気になることも。
共働きのため、忙しい時期などは帰りも遅く、
とてもじゃないけど仲良しするパワーもなく、
でも大事な日だからってことでトライするも
途中でどちらかが寝てしまうことも多々ありました
これも寝られた方が悶々とし、
寝てしまった方は翌朝申し訳ない気持ちでいっぱい。
何よりもそれ自体が「義務」みたいになってしまい、
お互いや自分を責めたりすることが多くなりました
仲良しすることってこんなに辛いものだったか❓
妊娠する可能性がある大事な期間のストレスを越えた後は
生理がくるかこないかを待つ高温期のストレスが待っています
毎朝、ドキドキしながら体温を測り、グラフの推移を見る。。。
体温ががくっと下がると、
おもしろいくらい本当に生理がきます。
女性ならわかるかと思いますが、
生理がきそうな感覚なども個人個人であるかと思います。
それを感じて
「今回もだめだな、きっと。。。でも。。。」
なんて諦めつつも、もしかしたらという
わずかな期待をしては撃沈を繰り返す日々。
いつもとちょっと体調が違うだけで
「もしかして妊娠したかな。。。❓」
と思い込んでしまうこともたびたび。
生理がくるたびに涙をたくさん流しました
大人になってこんなに泣くなんて
考えもしませんでしたが。。。
その度にダンナさんは
「また来月がんばろう」
と言ってくれましたが、
こんな日々がいつまで続くのかと思うと気持ちは前向きになれませんでした
不妊治療は終わりのないトンネルとよく言われます。
努力すれば必ず実るというものでもありません。
子供の頃から何をやるにも人より時間がかかって、
自分なりに努力を続けて乗り越えてきたことが多かった人生において、
努力だけでは越えられないものがあるということを痛感しました。
長いこと取り組んだタイミング法で
私たち夫婦の心は疲弊し、限界を向かえていました