1月はミュージカルのオーディションが多かったようでうちのスタジオにも撮影依頼が殺到した。おもしろい物で、ヘアメイクとしてキャリアを積み多くの人と撮影を通して接しているうちにその人のオーディション写真 の出来如何がだいたい解かって来るようになる。決め手になるのは一口に言って「意気込み」と言えるのであるが、その表現はそれぞれで、内面からフツフツと沸いて来る人もいれば、最初からタレント性を充分に発揮する人もいる。興味深いのは男の子で、一様にシャイで底抜けに正直で真面目な人が多い。この両性の違いはホントに興味深い。

華やかな晴れ着姿で町を歩く若者をこの時期多く見かけます。まるでお祭り騒ぎのようにあちらこちらで浮かれた雰囲気が飛び交います。二十歳まで立派に成長しておめでたい事に変わりはないけど、浮かれてる場合でもない。これから社会人になって更に大人としての自覚を持ち生きていかなければならないんですよなね。そこんところをしっかり踏まえた上で振袖姿を披露しないとね。うちのフォトスタジオにもタレントのプロフィール写真 のような成人式の写真を撮りたいと言う方が増えています。自分らしく、気取らない雰囲気を残したいということなのですが、人生も自分らしくナチュラルに生きて行ければいいですね。

常日頃、ここまで違うかと思っていることのひとつに、外人のフォトグラファーの撮影する動物の写真と日本人のそれでは比較にならないくらい外人のがすばらしい。

なんでネコやイヌにわざわざ傘をさしかけたり、花をあしらったり、むりやりカゴの中に整列させたりするのか、意味がわからん。

ありのままの生き様を真剣に観察しているのと、物体として上っ面だけを表現するのとの違いのような気がするけれど。実物は文句無く強烈にかわいいのに、撮る側は全くその魅力をわかっていない気がする。プロの写真よか素人が撮ったものの方がよっぽどすばらしい。これ、すごく不思議です。

人間のプロフィール写真 も差があるけれどそれどころではないです。